十二国記

hidesun(英寸)

2011年07月21日 21:23


『十二国記』(じゅうにこくき)は、小野不由美さんの一連の小説作品群の呼称。古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー作品です。


この小説・アニメの世界観に引きずられるように見入った作品です。
十二国記の舞台となるのは、山海経に登場するような神仙や妖魔の存在する世界である。その名のとおり、12の国が存在する。文化、政治形態は古代中国(特に周王朝)に類似しており、絶対的な王制である。しかし世襲制ではなく、12の国はそれぞれ神獣麒麟(きりん)が天意に従って選んだ王により統治されている。王は諸侯を封じ、政治をさせる。王や一部の高位の官は神仙として不老長寿(だが必ずしも不死ではなく、胴や首を冬器という特殊な武器により断たれれば死んでしまう)の身体を得て、天意に従う形で国を治めることを求められている。麒麟が失道の病にかかりそのまま死・禅譲するか、誰かに討たれない限り王は死なない。王とそれを選ぶ麒麟、そして天意とは何なのかという問いが、作品全体の主題となっている。



SL内の作りこまれたSIM画像

十二国記「月の影 影の海」のあらすじ
日本で生まれ育った普通の女子高生・中嶋陽子の前に、突如「ケイキ」と名乗る異装の男が現れる。ケイキは陽子を主と呼んで跪き、一方的に謎の盟約を迫る。突然の出来事に戸惑う陽子を異形の獣が襲撃、それを辛くも退けたケイキは、強引に陽子を地図にない世界へと連れ去った。
異形の獣の襲撃はその後も続き、陽子はケイキとはぐれ見知らぬ場所(巧国)にたどり着く。全く事情が判らないまま縋る気持ちで現地の人間に助けを求めるも、“海客”として酷い仕打ちを受けたり、利用されそうになったり、陽子は徐々に人間不信に陥る。人目を避けつつ、なおも襲撃を続ける異形の獣(妖魔)と戦い続ける陽子は満身創痍となり、行き倒れたところを楽俊に救われる。楽俊は陽子を介抱し、さらには海客に対する保護体制が整っている雁国への道案内を買ってでる。道中に妖魔と遭遇しそれを退ける陽子であったが、衛士(警備兵)に見つかるという恐怖から、倒れている楽俊を見捨ててしまう。後にそれを後悔する陽子であったが、同時に「口封じに楽俊を殺す」という選択肢を選ばなかった自分に安堵する。楽俊との再会はかなわず、陽子は一人で雁国を目指す旅を続けるのであった。
雁国へたどり着いた陽子を待っていたのは、楽俊であった。楽俊は先に雁国に渡り、港で働きながら情報を集め、陽子を待っていたのだという。再び二人旅となった陽子たちは、雁国で暮らす海客「壁落人」を訪ね、そこで陽子が胎果であることを知る。同時にケイキとは慶国の麒麟の「景麒」であり、景麒が「主」と呼ぶならば陽子は「景王」であると告げられる。日本に戻るのか、景王になるのかの選択を迫られる陽子であったが、延王の助力を受け、慶国に立った偽王・舒栄を討つことを決意する。
【十二国記wikiより抜粋させて頂きました】


【 みるきー舞姫 2011年夏公演 予告編動画 】



● キャプチャソフト : Bandcam / HD youtube 約4分30秒
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