狩衣:MilkyHouse

hidesun(英寸)

2011年11月15日 21:05


狩衣(かりぎぬ)は平安時代以降の公家の普段着。もともとは狩の時に着用したのでこの名前がつきましたが、活動的であることから次第に普段着として定着しました。その後、時代を経るに従って公服としての色彩を増し、直垂に継ぐ武家(従四位下侍従・所司代クラス)の礼服ともなりました。ただし、狩衣姿での参内(御所への出入り)は一切認められませんでした。現在では、神職の常装となっています。


MilkyHouse新作の「狩衣(かりぎぬ)」です。

狩衣はもともと都の中産階級の人々のお洒落着であった布衣に由来します。布と言う字からも解るとおりもともと麻布製の素朴なものでしたが、動きやすさを好まれて貴族が鷹狩りなどの衣装として採用し、平安初期には上皇以下の貴族の日常着になりました。







撮影場所 「 大神稲荷神社 」 場所








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