八犬伝(智)

hidesun(英寸)

2012年01月31日 20:32


犬坂 毛野 胤智(いぬさか けの たねとも) 智の珠を持つ。


千葉氏の重臣・粟飯原胤度の妾の子。
馬加大記の策謀により、籠山逸東太の手で胤度は討たれ、粟飯原一族は滅ぼされた。馬加の討手を避けた母は相模箱根の犬坂村に逃れ、3年に及ぶ懐胎のあと、寛正元年(1460年)毛野が生まれた。母とともに女田楽の一座に入ったため毛野も女装で育てられ、旦開野(あさけの)と名乗っていた。女田楽師・乞食・放下師に姿を変え、父の仇である馬加大記と籠山逸東太を狙う。女性とも見紛う美貌の持ち主で、女田楽師旦開野として小文吾に結婚を申し込んだことがあり、小文吾は女性であることを疑わずに承諾している。
諏訪で再会した小文吾から犬士の因縁を聞かされ、玉と痣を持つことから犬士に連なることが確認されるが、籠山逸東太の仇討ちを優先して詩を残して去った。その後、蟹目前・河鯉守如らの知遇を得、扇谷家に仕えて龍山免太夫と名を変えた逸東太を討ち果たしたが、これに便乗して扇谷定正への復仇を図った犬山道節らの加勢によって蟹目前と河鯉守如は自害することになる。八犬士随一の策士であり、関東大戦では里見軍の軍師を務めた。
【 八犬伝wiki 】




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