八百万の神

hidesun(英寸)

2012年10月28日 19:54


「八百万の神」と言う場合の「八百万」は数が多いことの例えです。



生かされていることに感謝する。
その謙虚な心が、八百万の神々につながっているのです。



自然と共生する日本人独特の感性、「 八百万の神を感じる心 」



私たち日本人の祖先は、自然の恵みに感謝し、自然に畏敬の念を抱き、自然の摂理に従いながら生きてきました。その中で、世界に誇る豊かな感性が育まれていきました。人間も動物も、山、川、岩、草花などの自然も、太陽や月も、雨の一滴にいたるまで、あらゆるものに目に見えない不思議な気配や存在を感じ取ってきたのです。人々はそれを「神」と呼び、畏れ敬うようになりました。日本には「八百万(やおよろず)の神」がいるといわれます。「八(や)」は数が多いことを表す言葉で、八百万は実際の数ではなく、それほど多いということを意味します。現代を生きる私たちはとかく自分の力だけで生きていけると思いがちですが、共生やつながりの大切さが叫ばれる今、かつて我が国に息づいていたあらゆるものに生かされているという謙虚な考え方、そして八百万の神々を感じる豊かな心を見つめ直したいものです。




大神稲荷神社
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20GRAFFITI%20Sakai1574/150/122/33
神話