hidesun(英寸)
2010年11月16日
22:22
MilkyHouse
江戸吉原 花魁道中
太夫(たゆう)
三枚歯の高下駄を履き、独特の外八文字の歩き方を披露します。(京都では内八文字)
かつら・衣装等合わせると30kgにも及ぶ重量のものを身につけるため、美貌だけでなく、精神力や忍耐強さ、足腰の強さ等体力面も要求されます。
禿(かむろ)
将来の「おいらん(太夫)」の候補生として、「おいらん」や「新造」の身の周りの雑用や行儀作法の見習いをする少女のことで、たばこ盆とキセル入れを抱えています。
振袖新造(ふりそでしんぞう)
「かむろ」から成長し、独り立ちする前のおいらん付の見習のことです。
おいらん(太夫)の身の回りの世話などをします。「振袖新造になるものは格の高い花魁になる将来が約束されたものである。」と言われています。
番頭新造(ばんとうしんぞう)
全てを取り仕切り、マネージャー的な役割を担うのが番頭新造です。
かむろ・振袖新造のお姉さん的な役割です。
他の新造と衣装も違い、振袖新造の一番後ろに付きます。
(歌舞伎などでは、[羽衣新造 はごろもしんぞう] とも呼びます。)
手古舞・おんな木遣り(てこまい おんなきやり)
「江戸中期頃、芸者が山車を先導するため、男性風の扮装で登場したのが始まり。」と言われています。
持ち物は、右手に金棒(上に鉄製の輪が4~6個付く鉄製の棒)、左手に自分の名前が書かれた提灯を持ち、本来は木遣りを歌いながら行進する。
男衆(おとこしゅう)付き人
金棒引き・露払い(かなぼうひき・つゆはらい)
行列の先頭を金棒を突き鳴らしながら歩きます。
提灯持ち(ちょうちんもち)
太夫の名前が入った大きな箱提灯を持っています。
肩貸しの男衆(かたかしのおとこしゅう)
おいらん(太夫)が外八文字で歩く際に、無くてはならない存在の男衆です。
側に付いて警護の役割もします。
傘持の男衆(かさもちのおとこしゅう)
大きな傘を太夫の後ろから差し掛けています。
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みるきー舞姫11月公演告知
女 た ち の 変 遷( 江 戸 ~ 大 正 時 代 )
日時 11月21日(日) 開演22:30~24:00(JST)
場所
特設会場
到着地点に門がございます。公演10分程度前に開門致します。
お願い
できるだけ快適に鑑賞いただけるように舞台装置など工夫しましたが重くなる場合があるので可能でしたら低レンダリングコストな服装、AOなし、フェースライトなし などでご来場いただければ助かります。
演 目
第一幕(1階) 江戸 大門~吉原遊郭ゾーン
第二幕(2階) 大正 和楽器奏舞[大正バージョン]
みるきー舞姫10月公演 【 MOD竹取物語 】動画