hidesun(英寸)
2011年02月07日
21:33
「龍笛」はその名のとおり、空を舞う龍の鳴き声であると言われており、天を表す「笙」・空を表す「龍笛」・地(人)を表す篳篥で合奏することによって、1つの宇宙を表していたと伝えられています。
龍笛(竜笛)とは、雅楽で使う管楽器の一つ。吹き物。
龍笛は竹の管で作られ、表側に「歌口(うたぐち)」と7つの「指孔(ゆびあな)」を持つ横笛であり、能管、篠笛など和楽器の横笛全般の原型・先祖であるとも考えられています。
雅楽の楽器の中では2オクターブという広い音域(E5~D7)をもち、低い音から高い音の間を縦横無尽に駆け抜けるその音色は「舞い立ち昇る龍の鳴き声」と例えられ、それが名前の由来となっています。
音量を高めるために、管の中に鉛を入れたり、外側を樺や籐で巻いたりするなど意匠が凝らされています。
龍笛は古くから貴族や武将に好まれ、堀河天皇や源義経、源博雅(みなもとのひろまさ)などの、龍笛にまつわるエピソードはいくつも伝えられています。また、清少納言も『枕草子』の中で、「楽器の中では、笛がとても良い」と書いています。
合奏では、主旋律を篳篥が担当し、龍笛はその音域の広さを活かし、主旋律に絡み合うように演奏する。 また通常、楽曲の最初の部分は龍笛のソロ演奏となっている。このソロ演奏は、その楽曲の龍笛パートのリーダー(音頭、または主管とも呼ぶ)が担当します。龍笛はシルクロードを伝わって、ヨーロッパでフルートになったといわれています。
◆ 2011年1月30日(日)公開【 奉納舞 】動画 ◆
巫女装束(巫女服)を身にまとうみるきー舞姫による集団舞は、優雅で迫力のある舞となっています。
【 奉納舞 】
● キャプチャソフト : Bandcam / HD youtube動画
● 撮影日 : 1月30日(日)
● 撮影場所 : Eleanor's land