御神体

hidesun(英寸)

2011年03月24日 21:53



神体(しんたい)とは神道で神が宿るとされる物体で、礼拝の対象となる。大神神社では三輪山が神体とされ、皇大神宮では三種の神器の1つの八咫鏡とされるなど様々である。
その他、神道における「世界観の世として」の神代(かみしろ)や古神道の神奈備(かんなび)や皇室神道の神器(じんぎ)や古代からある神殿や神社神道の社(やしろ)や注連縄の飾られる場所やものなど、いわゆる御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)といわれる神の宿る降りる(鎮座する・隠れ住まう・居る)場所や物も神体という。

古神道を始まりとする神道全体においては、古神道や他の宗教と習合した民間信仰や神社神道や皇室神道では特徴的な神体があり、また神体(神)としているが、神も古神道からみれば寄り神や九十九神などがあり、人格神(尊・みこと)を主とする神社神道や皇室神道より包括包摂的で曖昧であり、神・尊を含め、魂・精霊・命・御霊(みたま)と表現も意味も様々であり、定義づけることなく包摂し享受してきた経緯から森羅万象を神体または、御霊代・依り代として存在する。
神代(かみよ・かみしろ)ともいうが、神代は神の住まいとしての器であり、その意味するところは、現世(うつしよ)や常世(とこよ)を含めた世界の全て(神世・かみよ)に対しての各々の場所や住まいである。このことから代わりの器としての代ではなく神道の世界や神そのものともいえる。

神体の中には長期に渡り受け継がれる物、定期的に更新される物など保存期間が一貫している物とそうでない物に分かれることが多い。御幣や神輿や諏訪大社の御柱や出雲大社の神殿や通常の神社の神殿としての社など刷新されたり引き継がれる時間や機会は複雑さや大きさに必ずしも係わらない。具体的には御霊代神社神道の儀式に使う御幣や、簡易の神籬としての広葉常緑樹の「榊」に代表される枝葉や、祭の「神輿・山車」などが、良く知られるものである。
【 神体wiki 】

【 みるきー舞姫睦月公演 奉納舞 】

● キャプチャソフト : Bandcam / HD youtube動画
● 撮影日 : 1月30日(日)
● 撮影場所 : Eleanor's land
神社