染め色 - 藍色 -

hidesun(英寸)

2013年06月01日 16:07


藍色は、藍染めの染料の色のことで、一口に藍色と言っても染めの濃淡や色味に幅があり、細分化すれば様々な色が含まれる。


日本では着物の色として、江戸時代から人気がある。海外でもデニム生地などが有名。英語では「Indigo(インディゴ)」という。



日本人のblue系統の色に対しての感覚では、緑と青を同一視しやすい代わりに、明るめの「青色」と、紫寄りで深い色であるこの「藍色」を区別することが多い。そのため、日本では虹の色の中に藍色が含まれると言われている(青と紫の間)。



藍染めの色として名前が付いているものは、藍白(=白殺し)、水縹、瓶覗き(かめのぞき)、水浅葱、浅葱(あさぎ)、薄縹、薄監、花浅葱、浅縹、縹(はなだ)、納戸、熨斗目(のしめ)、藍錆(あいさび)、藍、鉄、紺藍、紺(=留紺、とまり紺)、搗(かち、褐)、紫紺、藍鉄、搗返し、濃紺、など。だいたい後に来る色ほど濃い色である。





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京都幕末 大神稲荷神社
伝統色