源氏物語

hidesun(英寸)

2010年10月21日 21:39



源氏物語(げんじものがたり)は平安時代中期に成立した日本の京都を舞台
とした長編物語


紫式部の著した、通常54帖よりなるとされる。
物語は母系制が色濃い平安朝中期(概ね10世紀頃)を舞台にして、天皇の
皇子として生まれ、才能・容姿ともにめぐまれながら臣籍降下して源氏姓と
なった光源氏の栄華と苦悩の人生、およびその子孫の人生を描く。
通説とされる三部構成説に基づくと、各部のメインテーマは次のようになると
され、長篇恋愛小説として間然とするところのない首尾を整えている。

54帖の現在伝わる巻名は、紫式部自身がつけたとする説と後世の人々がつ
けたとする説が存在する。作者自身が付けたのかどうかについて、直接肯定
ないし否定する証拠はみつかっていない。
現在伝わる巻名にはさまざまな異名や異表記が存在し、もし作者が定めた巻
名があるのならこのように多様な呼び方は生じないので、現在伝わる巻名は
後世になって付けられたものであろうと考えられる。しかし一方で、本文中
(手習の巻)に現れる「夕霧」(より正確には「夕霧の御息所」)という表記が、
「夕霧」という巻名に基づくとみられるとする理由により、少なくとも夕霧を初め
とするいくつかの巻名は作者自身が名付けたものであろうとする見解もある。
源氏物語の巻名は、後世になって、巻名歌の題材にされたり、源氏香や投扇
興の点数などに使われたり、また、女官や遊女が好んで名乗ったりした
(源氏名)。


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