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2013年03月02日

太陽は昇る

神曲



【 太陽が昇る 】


常闇ノ皇の力によってアマテラスが闇に包まれます。
アマテラの戦いを後押しするかのような曲が流れます。

 「負ける気がしない!」

『 闇が全てを覆うとも忘れてはならぬ 』
『 闇を祓う光明の暖かき温もりを 』
『 祈りは力なり 』
『 力は祈りなり 』

「オイラたちの気持ち、きっとアマ公に届いてらァ。アイツなら……どんな暗闇の中だってお天道サマみてェにニッコニコよォ!」
アマテラスなら……アマテラスならどんな深い闇も照らしてくれる。




【 RESET 】


  


Posted by hidesun(英寸) at 21:09Comments(0)和ゲーム

2013年02月26日

ありがとう

神でも、強大な力を持っていても、孤独を感じないなどということはないんだ。
勝ったと思われた直後、アマテラスは常闇ノ皇の手に掴まれ全ての力を奪われます。
神の力を示す隈取りや神器も消え、ただのオオカミの姿になってしまった。
絶体絶命の窮地に届いたのは・・・相棒イッスンの声でした。




【 Reset ~ 「ありがとう」バージョン 】


アマテラスに語りかける声に続いて聞こえてきたのは旅の中で出会ってきた者達の声。
ツバキから始まり、サザンカ、ムシカイ、フセ姫、タマヤ、竹取翁、ミカン爺、ミカン婆、スズメの親分と子分、クシナダ、スサノオ、オキクルミ、オトヒメ、イッシャク……





「ここは一つ、みんなで力を合わせて大神サマのご機嫌取りと行かねェか?」
ちょいと手を合わせて心の中で感謝の気持ちを捧げるだけでいい。
「みんなの心が届いたらお天道サマも機嫌を直して顔を出し、浮世をあまねく照らしてくれらァ!」
「だって大神アマテラスさまは・・・ポカポカ陽気がご身上のお調子者なんだからなァ!」
アマテラスはあたたかいやつですから。
「聞こえてンなら返事しろィ、この毛むくじゃらァ!」
皆の祈りが光となり、アマテラスの体に吸い込まれていく。
光が弾けると、そこにあったのは全盛期の力を取り戻した大神の姿でした。



縋るだけの神頼みではなく、感謝する心が闇の中のアマテラスを支える柱となった。
『ありがとう』という曲名が端的に表しています。
アマテラスの力の源は、人々の神への感謝の気持ちや信仰心。  


Posted by hidesun(英寸) at 20:55Comments(0)和ゲーム

2013年02月25日

別れの時

箱舟ヤマトに乗り込む前に相棒イッスンとの別れ




【 別れの時 】



イッスンは、もともと優れた絵の才能があり、それゆえ天道太子。
神の威光を人々に知らしめ、信仰心を集めて神の力を高める伝道師に相応しいと期待されていた。
その分厳しく指導されることに嫌気がさして故郷を飛び出した。
そんなイッスンが大神アマテラスに同行するようになったのは、全ての筆業を目に焼き付けるため。
筆神を全部取り戻し、筆しらべを心に刻んだ今となっては一緒にいる必要はない。
神たるアマテラスやそれに匹敵する力の持ち主、常闇ノ皇との戦いなんて雲の上の話。



住む世界が違いすぎる。
そう告げて去りゆくイッスン。彼を追いかけるアマテラスに抜刀し、「来るなってンだ!」と叫ぶ。
「天への道を歩む資格のある者しか乗り込むことが出来ないからねぇ。ユーのチケットなんて最初からないんだよ!」
というウシワカの言葉にムッとして乗り込もうとした彼は見えない壁に阻まれる。
乗り込む道が消え始めたためアマテラスは飛び乗り、イッスンは転落。
ウシワカのかける言葉が珍しく重い。

「人生何事も覚悟」
「結果はどうあれ、覚悟を決めるか決めないかで人生の価値は決まる。そんな価値ある人生を……ユーもたくさん見てきたはずだよ」

顔を上げたイッスンの胸に去来するのは、おそらく冒険の中で出会った人々の決意。
ヒミコ、オトヒメ、スサノオ、クシナダ、疾飛丸、忠拘ハヤブサ……他にも多くの人々が当てはまります。
とうとう扉が閉まり、ヤマトが飛び立つ。
イッスンとの別れを受け入れられず、振り返ったり身を乗り出したりするアマテラ......

  


Posted by hidesun(英寸) at 19:01Comments(0)和ゲーム

2013年02月24日

本当の強さ

「そこで凡人と英雄が別れるのだ」



【 本当の強さ 】


青鈍色に光る剣を見て、ようやくオキクルミは己の過ちと本当の強さに気づくのでした。
「剣を振るう己の心が曇っていては、カムイの守護神たる宝剣クトネシリカが光ろうはずもない」
「俺はこの剣で国を護るどころか、身近な命さえ守ろうとしていなかった!」
己のなすべきことを悟った彼は格好いい。
状況を把握し、適切な行動をとってみせる。頼もしい存在です。
カイポクの言葉やサマイクルの態度からすると、彼の性格や行動は元々このような感じだったのでしょう。国を護ろうとする想いが暴走しただけで、本来は英雄に相応しい器だった。



【 勇者オキクルミ 】


オキクルミとアマテラスのツイン遠吠えにも燃える! 想いが共鳴している。
「今度こそ奴らを仕留めてやる。我々の力を合わせてな!」
よく言った。それでこそ勇者。
神殿を進み、とうとう双魔神対オキクルミとアマテラス。
オキクルミとの共闘、時間を操る強敵、白野威の敵討ち、と燃える要素がてんこ盛り。
しかし、戦いの後は大きな犠牲――白野威の痛々しい姿に胸が詰まります。普段の画面では流血はありませんが、絵巻で紅い血が描かれています。神であっても、奇跡的な力を持っていても、どうにもならない局面がある。傷を癒す力が欲しいと願った場面でした。
こんな状態で過去に戻ってイザナギを助けた。 慈母たる強さや優しさを行動で示しています。




大神稲荷神社  


Posted by hidesun(英寸) at 19:42Comments(0)和ゲーム

2013年02月23日

女王ヒミコの悲しみ

「 何でヒミコ様は何もしてくれないんだ 」



【 女王ヒミコの悲しみ 】


不満を漏らしていた兵士は、自分たちが疑っている間も民を思い続け、妖魔王を討って平和を掴むため命を捧げたヒミコの行動を知って悔いていました。
彼女を信じられなかった自分を責めていました。
彼らの気持ちは何となくわかります。
自分が西安京の住人だったら同じように恐れや不安をヒミコにぶつけていたでしょうから。

彼女には民の声が届いており、動こうにも動けず苦しい思いを味わっていたのに・・・。
ヒミコは己の命を駒と見なし、死さえも計画の一部として妖魔軍の拠点を叩こうとした。
アマテラスもその覚悟を受け入れ、彼女の計略に従った。彼女が死ぬと知っていながら。
神に相応しく、プレイヤーに見えていない先まで見通している。反面、奇跡的な力を持つアマテラスでもどうしようもないことがある。 苦く、重い展開です。



「ヒミコ様が守った都をこれからは我々が守り抜く!」
「後継者も大事だけど一人一人が自覚を持つことが重要」
「平和を手に入れることも難しいが、維持することも難しい。だが、一丸となってやり遂げる」
「私達が元気に生活している姿がヒミコ様の望みなのだから上を向いて生きよう」
と前向きに生きていこうとしています。
今までは強い力の持ち主に頼る面があったのですが、「自分たちの手で」という意気込みを見せるようになりました。
自分たちの態度を反省し、問題点を自覚し、改善しようという姿勢が好ましい。
犠牲は大きかったけれど変わろうとしている。
平和を願ったヒミコの魂は確かに継がれています。




大神稲荷神社  


Posted by hidesun(英寸) at 18:45Comments(0)和ゲーム

2013年02月22日

クシナダを乗せて

クシナダの覚悟



【 クシナダを乗せて 】


『 十五夜の満月の夜 』
スサノオの苦悩と告白。
普段は見栄っ張りで己の腕をわきまえていないように見えますが、自分の力だけで解決したわけではないことや何者かの介入(アマテラスの助け)に気づくあたり、決して鈍いわけではない。

神の存在を近くに感じたからこそ、オロチを復活させてしまった責任や罪悪感がいっそう強まったのでしょう。
「神さまが・・・天道さまが我をずっと見ているろら! お前を絶対許さらいって・・・」
にはやるせない気持ちに。
アマテラスはそんなこと考えてないよ……。力を貸してほしいと思ったにせよ、退治するまで許さないなんて思うはずがない。
自分を責める気持ちがあるからそういう風に考えてしまったんだろうな。
そんな彼に、生贄に選ばれたクシナダのかけた言葉が印象的。
「あなたはそんな弱虫じゃない」
「神さまが戦えって言うなら・・・それはあなたしか頼りがないからよ」
「私、信じてるから。あなたが来てくれるって信じてるからね!」
オロチの元へ向かおうとするクシナダ。
伝説の酒は自棄になったスサノオが飲み干してしまったが、彼女が丹精込めて造った酒は残っている。
オロチを酔わせる事くらいできると意気込んで走っていきます。



『 クシナダを乗せて 』
オロチの元に向かおうとするクシナダに追いつき、イッスンが無謀だと告げる。
それでもクシナダは考えを変えようとしない。
生贄が逃げれば村の人間が殺される。だが、それが理由で行くのではない。
「皆が悲しみながら生きていく世の中はもうたくさん。私の生涯を懸けたお酒で悪い怪物をやっつけてやるんだから!」
自分でもバカだとわかっていても止まるわけにはいかない。
「人に胸を張れるのはお酒だけなの!」
だから行く。
彼女の決意に対しアマテラスがとった行動は、背中に乗せることでした。


  


Posted by hidesun(英寸) at 20:39Comments(0)和ゲーム

2013年02月11日

RESET

ただひとつ願いがかなうのなら 昨日の自分に「 さようなら 」
変わらない想いがあるのならば いつか桜の下で



大神を最後まで遊んだ人の中で、この曲の印象はすごく強く、この歌詞から「覚悟」が伝わってきます。
見事に最後を締めくくってる曲だと思います。


大神 (Okami) RESET






堺SIM 大神稲荷神社

  


Posted by hidesun(英寸) at 00:15Comments(0)和ゲーム

2012年11月17日

朧村正

斬り、 咲け

時は元録、将軍徳川綱吉の治世。  太平の世に妖しの気配。 妖刀をめぐりし者らの運命は、果していかなる結末か。
鬼助、百姫、交錯する二つの物語。



百姫編 ~朧剣百鬼夜行~

魂移しの秘術を使い、「柳生雪之丞」の体を奪おうとした「飯綱陣九郎」。しかし魂移しは、「鏡見百姫」が割って入ったことで失敗してしまう。誤って百姫の身体に取りついてしまった陣九郎。新たな身体を探すため、そして百姫の魂を戻すため、陣九郎は魂移しを再び行うのに必要な妖刀探しの旅に出る。

鏡見百姫



美濃国鳴神藩の娘。 花か雪かと見間違うほどのそれはそれは美しい姫。 ある日、悪霊に取り憑かれ、体の自由を奪われてしまう。 その後、姫は城を飛び出し行方不明となった。

「柳生雪之丞」の許嫁で、おっとりした箱入り娘。物語中では百姫は陣九郎に身体を奪われている為、霊魂として登場する。
温泉の布一枚姿がエロい…が、鬼助や陣九郎といった男性陣からは、貧相だの見ても得しないだの散々な言われよう。頑張れ百姫。



鬼助編 ~妖刀村正忍法帖~

己の名以外全てが思い出せない『鬼助』。抜け忍と呼ばれ、忍者に追われる毎日。自分は一体何者なのか?自分は一体何をしたのか?無くした自身の記憶を探すため、鬼助は旅に出る。

鬼助

抜け忍として追われる少年。
過去の記憶が無く、抜け忍となった事や、そうなった経緯も覚えていない。しかし、内から湧き出る強烈な『刀』を求める思いに突き動かされ、戦いに身を投じる…という説明の割に、本編ではあまり刀に興味を示さない。

鬼助の剣も『朧流』であるが、これは記憶を失った際に身につけたもの。
元は伊賀の下忍。腰につけた六つの頭骸骨は、かつて自分が殺した兄弟弟子のものらしい。オーディンスフィアのオズワルドから、ヘタレさを取り除いた感じのちんちくりん。




紺菊(こんぎく) 陣九朗に仕える伏見の化け狐。

Oboromuramasa Opening




【 大神稲荷神社 】
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Posted by hidesun(英寸) at 19:35Comments(0)和ゲーム

2012年08月11日

大神Ⅲ

この世の命が、蘇る。再び。



~美しい世界で紡ぎだされる、感動の長編大作~

自然に囲まれ、おだやかに暮らす人々の平穏な日々が、ヤマタノオロチの呪いによって破られる。
花は枯れ、太陽は雲に覆われ、人々の顔からは笑顔が消えた。
荒廃した世界を救い、光と命を蘇らせるため、大神アマテラスが復活する。
時に激しい闘いの中で、また時に愛憎まみえる人世の中で、アマテラスは人々の心の機微に触れていく。
……物語が終焉を迎えた時、きっとあなたは涙に濡れる。







2006年にPlayStation 2で発売され、日本画のような美しいグラフィックと胸おどる冒険、そして心あたたまる感動的なストーリーが大きな反響を呼び、
文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞を受賞した「大神」。
その後、2009年にはWii版が、2010年にはニンテンドーDSで「大神伝 ~小さき太陽~」が発売されるなど、大きな支持をいただき、その世界は拡大していきました。

その原点となった「大神」が、ついに待望のHDリマスターになって蘇ります!

『大神 絶景版(HDリマスター)』 プロモーション映像



大神稲荷神社 
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Posted by hidesun(英寸) at 17:07Comments(0)和ゲーム

2012年04月15日

俺の屍を超えてゆけ

平安時代の日本をベースとした独特の世界観やキャラクター、健康度に代表される独自のゲームシステムで知られる。


【 物語 】
平安時代、京の都は朱点童子を頭目とする鬼たちの襲撃によって壊滅寸前に追い込まれた。事態を重く見た帝は勇士達を集め、朱点童子の住む大江山へと討伐に向かわせるが、朱点童子に指一本触れることなく、ことごとく戦死した。
そうした中、お輪と源太という一組の夫婦が朱点童子の居城・朱点閣へと迫っていった。2人は奮闘するも、源太は朱点の罠にかかって討ち死にし、お輪も幼い我が子をタテに捕らわれてしまう。
さらに朱点童子は一人残された幼子に2つの呪いをかける。1つは常人よりも数倍のスピードで成長し、生後わずか1年半から2年以内に死亡する「短命の呪い」であり、もう1つは人と交わり、子を生すことができない「種絶の呪い」である。
一方で、地上の様子を憂いていた神々がこの一部始終を見て、呪いをかけられた源太とお輪の子供に力を貸すことを決めていた。


神々によって助けられた源太とお輪の子は天界から派遣された、イツ花のサポートを受けつつ、神との間に子を生すことになる。そして、その一族は朱点童子打倒の悲願を達成するまで戦い続ける。



【 一族と天界に関わる用語  】

短命の呪い
朱点童子が一族にかけた2つの呪いの1つ。急速に成長する反面、生後1年半から2年程度で寿命を迎える。

種絶の呪い
2つの呪いの1つ。人と交わり、子供を作ることができなくなる。ただし、神との間には子供を作ることが可能であるため、一族は交神の儀を執り行うことで、その血を子孫に伝えていくことになる。



当主
「源太とお輪の子供」が初代当主。それ以降は、当主が死ぬたびに存命中の一族の誰かに2代目当主、3代目当主、……と引き継がれていく。当主が死んだ時に引き継がせる相手がいない場合はそこでゲームオーバーとなる。一族全員が死に絶えない限りは誰にでも引き継ぐことができるので、よほど交神の儀を怠らない限りはまず一族全滅によるゲームオーバーは起こらない。2代目以降の当主に指名された者は、初代当主の名前を代々襲名していき、当主の座を次代に譲るまで(つまり死ぬまで)この名で扱われることになる(ただし、一族史などの過去の記録においては存命中でも元の名前のまま)。
また、当主は「当主ノ指輪」と呼ばれるアイテムを強制的に装備することになる。これはステータスをアップさせるだけでなく、アイテムとして使えば一回の討伐で一度だけ源太の霊を呼び出し、敵に大ダメージを与えることもできるものだが、決して装備品からはずすことができない。



交神の儀
一族の者と神とが交わり、子を生す儀式。交神ができるのは生後8ヶ月(元服)以降。交神の儀を執り行うと強制的に1ヶ月が経過する。なお、新しい子が誕生するのは交神の儀から2ヶ月後である。ただし月をまたいで討伐を続行した場合は、帰京した月の誕生となる。


このゲームにおける神とは、不老不死の方法を見つけたことにより、地上を去っていった者たちのことである。最初は108柱の神がいるが、しかしその中には、朱点童子の呪いによって鬼に姿を変えられている者も多い(解放されていない神は「行方不明」と表示される)。一族の中で優れた人物が「氏神」として登録されることもある。



朱ノ首輪
朱点童子の呪いによって鬼に姿を変えられてしまった神は、戦闘で朱の首輪を奪えば解放することができる。ただし、呪いは神ごとにすべて異なり、それを解く条件を満たさない限り、決して朱の首輪を奪うことはできない。




大神稲荷神社 
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Posted by hidesun(英寸) at 20:33Comments(0)和ゲーム

2010年12月17日

大神Ⅱ


大神プレイヤーキャラクター [wikiより]
アマテラス
本作の主人公である白狼。百年前のオロチとの戦いで体が傷つき肉体を失ったと言われており、ナカツクニの危機を感じたサクヤの力で、神木村の白野威像に宿り、復活する。だが元々持っていた13の筆しらべの力の全てを失い、また人々の信仰心が薄れたために現在の力は昔に比べはるかに劣っている。それでもアマテラスが歩いた場所には一時的ではあるが花が咲く。
また三種の神器(鏡、勾玉、剣)を使用した戦闘能力は並の妖怪や人間の比ではない。特に全盛期(オロチと刺し違えた時代)の頃は凄まじい力を誇る。ヤマタノオロチを倒し世界を再生するため、人々の願いをかなえ失われた筆しらべの力を集める旅に出る。
イッスンからよく「ポアッとしてる(ボーっとしてる)」と言われ、一般人とのやり取りだけでなく、敵と相対した時も、人をなめたようなとぼけた態度を取る。
だが、実際は思慮深く、イッスンの知らないところで、ある妖怪を倒すため、ひそかにヒミコと密約を交わしているなど、ある意味、人知の及ぶ存在ではない。
神器を背負い身体に紅い隈どりをしているが、これは神としての姿で、ヒミコやウシワカといった霊力の強い者、ツバキのような信仰心の強い者にはその姿は見えるが、普通の人間には何の変哲もない白狼にしか見えない。
正体を知らない人々も多く、「白毛布」や「わんこ」、「シロちゃん」、果ては「白狼斎」等、様々な呼ばれ方をする。
元となった天照大神は女神であり、また物語中で「慈母」と言われ、ヤツフサは「美しい女性」と称しているが、木精サクヤや尼僧ツヅラオの胸に見惚れる、足をあげて排泄をする(ポーズのみ。実際はそれに名を借りた技である。)など雄のような仕草(ただ雌であっても群れで指導者など、力を持っている場合足を上げて排泄することがある)が度々見られるため、性別は不明。
「桜餅が好物」、食い意地が張っている等、大喰らいなイメージがあるが、実際は体力が尽きた時に使われる異袋に取りこんでいるだけで、本当に食している訳ではなく、そのため、本来の意味での排泄もしない(無礼や無礼講などは習わない限り習得できない)。

イッスン
アマテラスの旅に同行する小さな妖精コロポックル。その祖父は神々の姿を描き写し、人々に信仰を広めた「第6代天道太子」。
べらんめえ口調でよく喋り、威勢のいい江戸っ子のような性格。北国の出身で、美人の頼みに弱く、義侠心溢るる男で情に流されやすい。
旅絵師であり、その腕前は超一流。また腰に差した宝刀「電光丸」の刀捌きも見事である。アマテラス程強力ではないが筆しらべを使うことが出来る。
アマテラスの筆しらべに魅了され、その技を盗むべく、旅に同行し、良きサポート役となる。
一寸法師がモチーフとなっているが、玉虫のような兜をかぶっているため、物語の中では、玉虫や金玉虫とも呼ばれる。
タマムシは高級工芸品の装飾にも使われ、コガネムシに類する甲虫(ハナムグリやカナブン)も日本では縁起物とされ、イッスンのモチーフとなっている。
「さすらいの旅絵師」と名乗っているが、実際はイッスン本人は絵を描いていない。超一流の腕前ゆえに厳しく指導され、どんなに上手い絵を描いても祖父に褒めてもらえず、ついに大喧嘩をし、家を飛び出していた。
ある道具を装備した状態でイッスンと敵を結ぶと、敵から道具をランダムに盗みダメージも与えるが、ダメージは使う毎に微量ながら上がり続け、最終的にはアマテラスの攻撃力をはるかに超える。




■万華鏡&みるきー舞姫合同公演のご案内■

万華鏡&みるきー舞姫 合同製作発表会見(動画)

場所  江戸吉原SIM
日時  12月19日(日)
演目
・デモンストレーション 花魁道中(みるきー舞姫)
21:40~22:00
・万華鏡 
22:00~23:00
・みるきー舞姫
23:00~24:00
※みるきー舞姫の演目詳細は、こちらをご覧ください。

※当日は、混雑が予想されます。早目のお越しをお待ち申し上げます。

場所 http://slurl.com/secondlife/EDO%20Yoshiwara/69/195/21 

  


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2010年12月16日

大神 Ⅰ

今回は、趣向を変えてネイチャーアドベンチャーゲームについて綴ります。

日本で2006年4月に発売されたプレステーション2用パッケージゲームソフト【大神】(おおかみ)です。
企画・開発は、クローバースタジオ(現在は、存在していません)
このゲームソフト【大神】の世界観。独特な日本画風な描きこみをされた映像。
なによりも主役が白い狼なのです。
多方面より神ゲーと賞賛されているこの作品には、日本昔話の登場人物との出会いや別れ、窮地に立たされた人々(動物含)の「覚悟」がテーマとされており、日本人で良かったと思わせるような感動や驚きを与えてくれます。
感情移入しやすく、複数の物語の流れもよく、起承転結がはっきりしていてきっと、絵本をめくるような感覚で楽しめると思います。

【以下、大神wikiより】
タイトルの「大神」には主人公が「天照大神」であり「狼」であることと、「筆調べ」によって自然を操ることに世界を筆調べを実行するための「大きな紙」になぞらえて「大紙」と言う三つの意味がある。

- あらすじ -
100年前、英雄イザナギによって封印された怪物ヤマタノオロチ。その戦いの際に、イザナギをさまざまな神秘の力で手助けをした白狼・白野威(しらぬい)は、神木村にある神木の袂に像が作られ、村の守り神として祀られていた。

しかしそれから百年が経ち、オロチを封じていた宝剣「月呼」が何者かに引き抜かれ、オロチは復活する。だが、木精サクヤ姫の力で大神(狼)アマテラスも神木村にある白野威像に宿り復活。ヤマタノオロチを倒し、ナカツクニの安寧を取り戻すために、絵師のイッスンと共に旅に出る。

オープニングyoutube動画を貼っておきますので、興味をひかれた方はごらん下さい。

**** 大神オープニング動画****


お知らせ

万華鏡&みるきー舞姫合同公演のご案内
万華鏡&みるきー舞姫 合同製作発表会見(動画)


場所  江戸吉原SIM
日時  12月19日(日)
演目
・デモンストレーション 花魁道中(みるきー舞姫)
21:40~22:00
・万華鏡 
22:00~23:00
・みるきー舞姫
23:00~24:00
※みるきー舞姫の演目詳細は、こちらをご覧ください。

※当日は、混雑が予想されます。早目のお越しをお待ち申し上げます。

場所 http://slurl.com/secondlife/EDO%20Yoshiwara/69/195/21 







  


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