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2014年08月24日

るろうに剣心 伝説の最期編




激動の幕末を刀1本で生き抜いた伝説の人斬り「緋村剣心」。かつては「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」として恐れられていた彼だったが、新時代の訪れとともに、穏やかな生活を送っていた。ある日、内務卿大久保利通から呼び出される。剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ男、「志々雄真実(ししおまこと)」が京都で暗躍しているというのだ。やっと手に入れた平穏な日々だったが、逃れられない運命を背負い、斬れない刀〈逆刃刀(さかばとう)〉を手に、仲間と別れ一人で京都へと向かう。剣心“最期の戦い”が遂に始まる。

予告


志士雄真実擁する十本刀最強の刺客・瀬田宗次郎を死闘の末に下した剣心の前に、遂に志士雄真実が姿を現す。“不殺”の誓いをたてた剣心と、“弱肉強食”の剣を振るう志々雄真実はついに対峙。ふたりの、そして日本の命運を左右する最後の戦いが幕を開ける。












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2014年05月25日

るろうに剣心 京都大火編




実写映画化した「るろうに剣心」(2012)の続編で、原作のクライマックスにあたり、人気の高いエピソード「京都編」を描いた2部作の前編。かつては「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心は、新時代の訪れとともに穏やかな生活を送っていた。しかし、剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ志々雄真実が、全身に大火傷を負わせた明治政府へ復讐を企てていると知った剣心は、逆羽刀を手にとり、単身で志々雄のいる京都へ向かう。








「るろうに剣心 京都大火編 伝説の最期編」予告編




  


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2014年01月18日

武士の献立

[ 2013年12月14日(土)公開 ]

江戸時代の加賀藩を舞台に、その台所を切り盛りする包丁侍の家に嫁入りした娘と、料理が苦手な跡継ぎが、ぶつかりながら、絆を深めていく姿を描く家族ドラマ。上戸彩と高良健吾が夫婦役に扮するほか、西田敏行、余貴美子らベテランが脇を固める。当時のレシピ集である「料理無言抄」を基に再現された江戸時代の料理も必見です。



気の強さが仇となり1年で婚家を離縁された娘・春。しかし彼女は優れた味覚と料理の腕を持っており、それを加賀藩の料理方である舟木伝内に見込まれ、息子の嫁にと懇願される。一度は断るも、熱心な伝内のアプローチにより嫁入りを承諾する春。江戸から長旅の末、加賀に到着した彼女を待っていたのは、4つも年下で、料理にはまったく関心のない夫・安信だった。料理方の家に生まれた安信だったが、武士は武道に励むものと、自ら「包丁侍」になることにはまったく乗り気ではなかったのだ。



嫁入り早々、舟木家では親戚方に料理を振る舞い、その出来を吟味する「饗の会」が開かれた。それは安信が舟木家の後継者にふさわしいと認めてもらう絶好の機会だったが、安信がつくった料理はまったく不評で、それを見ていた春がこっそりつくりなおすと、その美味しさに今度は集った一堂は賛辞を呈する。そのことを知った安信は春に怒りをぶつけるが、春はそんな安信に包丁の腕比べを申し出る。それは春が勝ったら安信に料理指南を受けてもらう、安信が勝ったら春と離縁するというものだった。包丁勝負は春の勝利に終わり、安信は春から料理の猛特訓を受けることになるのだった。





  


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2013年01月25日

黄泉がえり

「 逢いたい 」と思う気持ちが そっと 今、願いになる。



九州の阿蘇地方で、死者が死んだ当時のままの姿で自分のことを想い続けてくれる人の前に甦る(黄泉がえる)と言う怪現象が発生。
事件の調査のため、故郷でもある現地に飛んだ厚生労働省の若きエリート・川田は、そこで海で事故死した親友・俊介のフィアンセだった葵と再会する。
今も俊介のことを想い続けている葵。そんな彼女に密かな想いを寄せる川田。だが彼は知ってしまうのである、葵もまた数日前の交通事故から甦った“黄泉がえり”であったことを。
ある日、死者とその家族への面接を重ねてきた川田は、黄泉がえりの法則に気づく。それは、黄泉がえりの人たちが森の中に発見されたクレーター周辺に埋葬されていたこと、彼らがこの世に存在するタイムリミットが迫っていること。
葵のため、俊介を蘇らせようと奔走する川田。しかし、葵は俊介の蘇りを望んでいなかった。
川田は、そんな葵に川田は遂に自分の気持を告白する。だが、タイムリミットを迎えた葵は、他の黄泉がえりの人々と共にあの世へ旅立ってしまうのだった。
それから三ヶ月後、事件の追跡調査を終えた川田は、新しい人生に向けて一歩を踏み出そうとしていた……。





死んだはずの人が、当時と変わらぬ姿で戻ってくる。不思議でファンタジックな本作は、梶尾真治の同名小説を映画化した、奇跡の物語。

「もう一度会いたい」という、叶わぬ願いが現実となったとき、人は彼らに言えなかった言葉を告げ、やがて、再び悲しい別れを迎えていく。そこには、人間同士の関わり合いや思いやりが丁寧に映し出され、思いもよらない結末が・・・。


  


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2012年12月07日

赤穂義士祭

元禄15年のこの日、赤穂義士四十七士が吉良上野介の屋敷に討ち入りした。
赤穂義士にゆかりのある寺や神社、及びその近隣の商店街などでは各種の行事が催される。

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あの日、死ぬことを許されなかった2人の男。吉良邸討入り後、苦しみながら生き抜いた16年の歳月に隠された感動の結末が明かされる!



一人は、討入り前夜にすべてを捨てて姿を消した瀬尾孫左衛門。 もう一人は討入り後、切腹の列に加わることを許されず、
大石内蔵助より「生き証人として、後世に真実を伝えよと」との密命を受けた寺坂吉右衛門。 それから16年、名誉の死を許されなかった二人が再会する。
かつては厚い友情で結ばれた二人が、かたや命惜しさに逃げた裏切り者、かたや英雄になれなかった死に損ないとして。

あの日、孫左衛門に何があったのか?









忠臣蔵として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入りでは46人が主君に殉じ切腹するが、二人の男が生き残った。討ち入り前日に逃亡した瀬尾孫左衛門(役所広司)と、討ち入りを後世に伝えるため逃がされた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。正反対の運命を背負う二人が16年ぶりに再会。瀬尾はなぜ討ち入りから逃げたのか、寺坂は元同志が抱えてきた秘密を知る。

映画『最後の忠臣蔵』予告編





大神稲荷神社 
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20GRAFFITI%20Sakai1574/150/122/33
  


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2012年04月07日

忍 SHINOBI

愛し合う運命。 殺し合う運命。

2005年に『SHINOBI-HEART UNDER BLADE-(仮称:忍-SHINOBI)』として映画化。

山田風太郎の時代小説「甲賀忍法帖」を、最新鋭のVFX技術により映像化。戦うために生まれついた忍(しのび)たちの悲恋物語を、ドラマチックな時代絵巻として描いたアクション・ロマン。何と言っても最大の呼び物は、豪華なキャスト陣が演じる忍たちの美しさだ。宿命の恋に落ちる仲間由紀恵とオダギリジョーの美男美女カップルをメインに、妖艶なフェロモンをふりまく黒谷友香、ピュアな少女性が光る沢尻エリカ、謎めいたオーラで堂々の存在感を放つ椎名桔平と、人気絶頂の顔ぶれがそろい、儚くも美しい忍の生きざまをそれぞれ個性的に演じている。彼らが奇想天外な秘術をぶつけ合う忍同士の戦闘シーンはCGIによって劇画風に演出され、チャン・イーモウ監督の『HERO』や『LOVERS』を思わせるビジュアル派娯楽活劇に仕上げられている。



愛し合いながらも、戦いを強いられた伊賀と甲賀の忍の悲恋の行方を描く時代活劇。監督は「about love/東京」の下山天。山田風太郎による『甲賀忍法帖』を基に、「Returner」の平田研也が脚色。撮影を近森眞史が担当している。主演は、仲間由紀恵とオダギリ ジョー。



1614年。初代・服部半蔵との約定で、長きに渡って戦うことを禁じられ、憎しみ合って来た忍者の二大勢力・伊賀と甲賀。だが、伊賀“鍔隠れの里”の党首・お幻の孫である朧と、甲賀“卍谷”の党首・弾正の跡継ぎ・弦之介は、互いの身分を知ることなく出会い、秘かな愛を育んでいた。そんなふたりに悲劇が起こる。天下人・徳川家康の命によって、伊賀と甲賀、5対5の忍術合戦を強いられたのだ。しかも、その結果次第で次期将軍を決すると言う。かくして、各5人の精鋭のうちのひとりに選ばれた朧と弦之介は、敵同士として戦う破目になるが、実はその指令の裏には、天下統一、泰平の世を目指す家康と側近・南光坊天海の、“忍の根絶やし”と言う真の目的が隠されていた。ただひとりそれを洞見し、戦いを回避させようとする弦之介。しかし、伊賀甲賀争忍の禁は解かれ壮絶な戦いが展開、伊賀の鍵爪を武器とする野生児・蓑念鬼、糸で敵を切り裂く夜叉丸、毒蛾を操る少女・蛍火、冷徹な策士・薬師寺天膳、甲賀の先読みに長けた盲目の室賀豹馬、棒手裏剣の名手・筑摩小四郎、何人にも姿を変える如月左衛門、体内で猛毒を発生させる妖艶な美女・陽炎が、次々と命を落としていった。そして、朧と弦之介の宿命の対決――弦之介は、朧に両里の命運を託すと、彼女にわざと刺され絶命した。こうして、最後まで生き残り駿府へと上がった朧は、弦之介の遺志を全うすべく、時を同じくして開始された双方の里への攻撃を中止してくれるよう家康に上申するが、果たして、彼女の願いは自ら両目を潰し秘術を封印することによって聞き入れられ、その後、265年続いた徳川の世をふたつの里は生き抜いたのであった。



Shinobi Trailer



  


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2012年04月03日

のぼうの城

『のぼうの城』(のぼうのしろ)は、和田竜による日本の歴史小説作品。およびそれを原作とする2012年公開予定の日本映画。





主演・成田長親役の野村萬斎さんは「陰陽師」にも出演されています。


和田竜氏による歴史小説。作者の小説家デビュー作であり、第29回城戸賞を受賞した「忍ぶの城」を、映画化を前提に小説として執筆したもの。斬新かつ壮大な設定と愛すべきキャラクター、まったく新しいヒーローを描く、戦国エンタテインメント大作として、幅広い層から絶大な支持を受け、第139回直木賞にノミネート、09年本屋大賞では2位を受賞。歴史時代小説としては異例の累計117万部を超える大ベストセラーとなっている。表紙イラストは漫画家オノ・ナツメ氏が担当。08年、花咲アキラ氏作画で「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて漫画化された。


映画「のぼうの城」は、犬童一心氏(「ゼロの焦点」)×樋口真嗣氏(「日本沈没」)の2大監督が、狂言界の至宝にして8年ぶりの映画主演となる野村萬斎を主演に迎え放つ、この秋一番の話題作。史実をもとに描かれる大規模な合戦や驚天動地の水攻め、両軍の魅力的なキャラクターたちが織りなす濃密な人間ドラマなど、そのスケールの大きさゆえ、映画化実現まで8年の時間を要した超大作。あの豊臣秀吉が唯一落とせなかった城――忍城にまつわる、戦乱に埋もれた奇跡の実話を基にした戦国エンタテインメント超大作だ。


<ストーリー>
戦国末期。天下統一を目前に控えた豊臣秀吉(市村正親)の命を受け、石田三成(上地雄輔)は総大将として、大谷吉継(山田孝之)、長束正家(平岳大)らと2万の天下軍を率い、小田原城の支城・忍城(おしじょう)を包囲する。
忍城の軍勢はわずか500人。智も仁も勇もないが、領民からの「人気」だけは誰にも負けない忍城の城代“のぼう様(野村萬斎)”は、侍大将の丹波(佐藤浩市)、和泉(山口智充)、酒巻(成宮寛貴)、戦姫と名高い甲斐姫(榮倉奈々)らとともに、天下軍に無謀な戦いを挑んでしまうが…  勝てるのか?天下を敵にして――

周囲を湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。領主・成田氏一門の成田長親は、領民から「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼び親しまれる人物であった。
天下統一目前の豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を落城させんとしていた。豊臣側に抵抗するべく、北条氏政は関東各地の支城の城主に篭城に参加するよう通達。支城の一つであった忍城主の氏長は、北条氏に従うように見せかけ、裏で豊臣側への降伏を内通し、篭城作戦に参加していた。
「武州・忍城を討ち、武功を立てよ」秀吉にそう命じられ、石田三成は成田氏が降伏しているとは露知らず、戦を仕掛けんとする。城はすぐに落ちるはずだった。だが軍使長束正家の傲慢な振る舞いに怒った総大将・長親は「戦」を選択。当主氏長より降伏を知らされていた重臣たちは初め混乱するが覚悟を決め、かくて忍城戦は幕を開けた。
三成率いる二万超の軍勢に、農民らを含めても二千強の成田勢。総大将たる長親は、将に求められる智も仁も勇も持たない、その名の通りでくのぼうのような男。だがこの男にはただ一つの才能、異常なほどの民からの「人気」があった…。


忍城(おしじょう)は、埼玉県行田市にあった城。江戸時代には忍藩の藩庁が置かれた。別名は忍の浮き城、亀城。埼玉県の旧跡に指定されている。関東七名城の一つ。忍城水攻めは日本三大水攻めの一つに数えられる。

【のぼうの城】
公開情報:2012年秋予定 
出演:野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充・上地雄輔、山田孝之、平岳大、市村正親、佐藤浩市
監督:犬童一心、樋口真嗣
脚本:和田竜 小学館「のぼうの城」
製作統括:信国一朗/エグゼクティブ・プロデューサー:濱名一哉、豊島雅郎/プロデューサー:久保田修
制作:IMJエンタテインメント、アスミック・エース エンタテインメント
製作:「のぼうの城」フィルムパートナーズ
配給:東宝、アスミック・エース
※敬称略

予告動画


【関連リンク】
「のぼうの城」公式サイト
http://nobou-movie.jp/index.html
  


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2012年02月13日

BALLAD 名もなき恋のうた

『BALLAD 名もなき恋のうた』は、2009年9月5日に公開された日本映画。
大人も楽しめるアニメ映画として数々の映画賞に輝いた「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の実写リメイク。戦国時代にタイムスリップした少年が出会った、武将と姫の悲恋の行方を描く。監督は、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴。出演は、「日本沈没」の草なぎ剛、「恋空」の新垣結衣。


1574年、戦国時代。春日という小国の姫君・廉姫(新垣結衣)を守る、井尻又兵衛(草なぎ剛)という無敵を誇る侍がいた。2人は幼いころから一緒に育ち、身分違いの恋心を秘めていた。ある戦場で、敵の足軽の鉄砲が又兵衛の隙を狙っていた。しかし不思議な少年(武井証)が突如姿を現し、驚いた足軽は狙いを外す。少年は川上真一と名乗り、未来からタイムスリップしてきたと言う。又兵衛は春日城に真一を連れていき、城主・康綱(中村敦夫)に彼の処遇を相談する。城で廉姫を見た真一は、タイムスリップする前に何度も夢で見た女性にそっくりだと驚く。夢の話を聞いた廉姫は、真一の世話を又兵衛に命じる。



ある日、北関東の大国の大名・大倉井高虎(大沢たかお)が、美人の誉れ高い廉姫に婚姻を申し込みにやってくる。小国である春日を守るため、廉姫は又兵衛への想いを封じ、政略結婚に同意する。そのころ現代では、真一の父・暁(筒井道隆)が姿を消した息子を捜していた。暁は“川上の大クヌギ”と呼ばれる巨木の下で、真一が天正2年の世界にいることを伝える手紙を見つける。暁と妻・美佐子(夏川結衣)は半信半疑ながらも、四輪駆動車で大クヌギへ向かう。すると2人はタイムスリップし、戦国時代で真一と再会を果たす。しかし現代へ戻れず、仕方なく春日城へ向かう。康綱やお付役の吉乃(香川京子)は一家を温かく迎え入れる。



暁から、未来の世界では春日の国も大国もなくなっていることを聞いた康綱は、廉姫の縁談を断る。激怒した高虎は春日に大軍を送り込む。春日の国を守るため出陣する又兵衛に、廉姫は初めて自分の本当の気持ちを伝える。



井尻又兵衛
本作の主人公。幼名は「次郎丸」で、廉姫からは今も尚その名で呼ばれている。槍の名手で戦場では「鬼の井尻」の異名で呼ばれる程の強者だが女性には弱い。廉姫とは両想いであるが、身分の違いから口に出せないでいる。しかし真一との出会いでその気持ちが変わっていく。
廉姫
本作のヒロイン。春日の国の姫で又兵衛とは幼馴染であり両想いである。強気な性格で思った事ははっきりと発言するが前述の思いだけは口に出せない。高虎に求婚を求められる。
川上真一
原案の「野原しんのすけ」の立ち位置にいる少年だが、しんのすけと違いやや臆病な小学生(ただ、しんのすけ同様に小生意気なところもある)。しかし戦国時代にきて又兵衛や廉姫と触れ合う事で徐々に勇気のある少年へと変わっていく。
川上美佐子
真一の母親で、「野原みさえ」に当たる人物。姐さん女房らしく、夫の暁は彼女を「さん」付けで呼び頭が上がらない。気が強くかなり行動的かつ親馬鹿で、ある意味原案に最も近い人物。
川上暁
真一の父親で、「野原ひろし」に当たる人物だが、性格はやや消極的。ひろし同様、妻には主導権を奪われている。写真家。
大倉井高虎
最近勢力を拡大しつつある戦国大名。冷酷だが同時に誇り高い性格でもある。かつて自身の狩りを邪魔した廉姫に婚儀を申し込むが、断られたことに激怒し春日に攻め入る。又兵衛と互角に戦えるほどの強者。




堺SIM 大神稲荷神社 場所
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20GRAFFITI%20Sakai1574/150/122/33

  


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2012年02月05日

十三人の刺客

『十三人の刺客』(じゅうさんにんのしかく)は、2010年公開の日本映画。1963年の映画『十三人の刺客』を三池崇史の監督によりリメイクした作品

弘化元年3月。明石藩江戸家老・間宮が、老中・土井家の門前で切腹自害。間宮の死は、明石藩主・松平斉韶(稲垣吾郎)の暴君ぶりを訴えるものであった。将軍・家慶の弟である斉韶は、明年には老中への就任が決まっている。事件は時の幕府を動揺させ、このままでは幕府、ひいては国の存亡に関わると判断した土井は斉韶暗殺を決断、御目付役・島田新左衛門(役所広司)にその命を下す。大事決行を控え、新左衛門は刺客集めに奔走。剣豪浪人平山、酒と女と博打に溺れる新左衛門の甥・新六郎ら十一人の強者達が新左衛門のもとに集う。



暗殺計画が極秘裡に進められる中、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛(市村正親)はその情報を掴んでいた。彼は、かつて新左衛門と剣の同門でありながらも道を違え、御用人千石の身分を自ら掴んだ傑物であった。そんな中、新左衛門は、斉韶を襲うのは江戸から明石への参勤交代の道中しかないと判断、襲撃場所を交通の要所の落合宿に決める。明石藩の参勤交代が尾張を通る時、尾張藩への通行を阻止すれば、勢力を削られた行列は落合宿に出るはず。斉韶を落合宿に誘い込むため、新左衛門は事の詳細を尾張藩の木曽上松御陣屋詰・牧野靭負に打ち明け協力を求める。斉韶が落合宿にやって来るかは、極めて危険な賭けであったがそれしか手はない。刺客たちは現地へ急行、明石藩を迎え撃つべく落合宿を要塞へと改造する。



道中、山の民・木賀小弥太が加わり、落合宿にて総勢十三人の刺客が揃う。だが、明石藩は待てども待てども落合宿にやってこない。新左衛門の計略は失敗に終わったかに思えたその矢先、敵は200騎以上の多勢となってやってきた。鬼頭は兵を蓄え、この戦いに備えていたのだ。混乱の中、明石藩の退路を断つ大橋が爆破。13人対300人超の決戦が始まった。



1963年に公開された同名映画を、鬼才・三池崇史がリメイクした超大型時代劇アクション。主演の役所広司を筆頭に、同士となる刺客に山田孝之、伊勢谷友介、伊原剛志、沢村一樹、松方弘樹ら。さらに冷血で残酷な暴君に稲垣吾郎、彼の忠実な家臣に市村正親という、まさに日本映画界を代表する豪華な顔ぶれが集結。これだけの役者人!
“十三人の刺客”それぞれに、キャラクターや背景までうかがえる見せ場を用意してあるのも、三池監督らしい心憎い演出だ。そしてクライマックスとなるのは、“ラスト50分の壮絶な死闘”。人を斬ると切れ味が鈍るので、用意しておいた無数の刀を使い捨てにしていく描写など、恐ろしいほどのリアリティ。宿場町全体を大きな罠に仕立て上げる、大胆不敵な知略の数々も見どころだ。


堺SIM 大神稲荷神社 場所  


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2011年12月09日

源氏物語 千年の謎

源氏物語 千年の謎


絢爛豪華な平安王朝の時代。一条帝の心を娘の彰子(蓮佛美沙子)に向けさせようと企む時の権力者・藤原道長(東山紀之)は、紫式部(中谷美紀)に物語を書くよう命じる。その物語の題名は『源氏物語』。主人公は今上帝と桐壺更衣(真木よう子)の間に生まれた光源氏(生田斗真)。


だが、帝の寵愛を受ける桐壺更衣は、嫉妬心に燃える帝の正妻・弘徽殿女御(室井滋)によって殺害される。光源氏は宮中の女性たちの憧れの的だったが、桐壺に瓜二つの義理の母・藤壺(真木よう子:二役)への狂おしい思いを断ち切ることができずにいた。その苦しさから逃れるため、正妻・葵の上(多部未華子)、艶やかな大人の色香を放つ六条御息所(田中麗奈)、はかなげでつつましやかな夕顔(芦名星)と、奔放に愛を求めて彷徨うのだった。


やがて、女の心の奥に潜む“嫉妬”という魔物に追いつめられてゆく光源氏……。紫式部が綴る『源氏物語』は、たちまち帝の心を掴み、帝と彰子の間に男の子が生まれた。これによって道長の栄華は確固たるものとなり、紫式部の役目は終わるはずだった。しかし何故か紫式部は『源氏物語』を書き続ける。


そんな中、道長の友人で陰陽師の安倍晴明(窪塚洋介)は、物語に没頭する紫式部に不穏な気配を感じ始める……。光源氏に心奪われる女性たちに深く嫉妬した御息所の修羅の心が、道長への思いを心に秘めた式部自身の心と重なり、生き霊となって現実と物語の空間を越え始めていたのだ。愛と嫉妬と憎悪にゆがむ時空を超えた紫式部、道長、光源氏の運命。そして、陰陽師・安倍晴明がその生き霊を追う……。


日本が世界に誇る傑作長編小説「源氏物語」誕生の秘密に、斬新な解釈で迫る歴史スペクタクル。作者である紫式部が生きる現実と、光源氏らが生きる物語の世界が時空を超えて重なっていくさまを描き出す。監督は、『愛の流刑地』の鶴橋康夫。紫式部を中谷美紀が熱演するほか、光源氏役に『人間失格』の生田斗真、式部が思いを寄せる藤原道長役に東山紀之と、豪華キャストがミステリアスな王朝絵巻を彩る。

【 源氏物語 千年の謎 (予告) 】
  


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2011年06月12日

花のあと-映画-

藤沢周平の同名短編小説を、『青い鳥』の中西健二監督が映画化。江戸時代の東北を舞台に、ひそかに思いを寄せていた武士が自害したことを知り、その原因となった相手に敵討ちを果たそうとする女性の姿を描く。


女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登(北川景子)は、一度だけ竹刀を交えた江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋心を抱く

江戸時代。東北の小さな藩、海坂。満開の桜の下、以登(北川景子)は一人の若い武士、江口孫四郎(宮尾俊太郎)と出逢う。その男は下級の身分であったが、藩随一の剣士だった。自らも男に劣らぬ剣を遣う以登は数日後、父・寺井甚左衛門(國村隼)の許しを得て、ただ一度だけ孫四郎と竹刀を交える。激しく竹刀を打ち合いながら、以登の胸を焦がしていたものは、生まれて初めて感じる熱い恋心であった。だが、それは決してかなうことのない恋。以登には家の定めた片桐才助(甲本雅裕)という風采の上がらぬ許婚がいたのだ。意に沿わぬ人と結ばれゆく自分の運命に抗うことなく、以登は静かに孫四郎への想いを断ち切り、江戸に留学している才助の帰りを待ち続けるのだった。数ヵ月後。海坂に冷たく白い雪が降り始めた頃。以登の元に、孫四郎が自ら命を絶ったとの報が舞い込んでくる。藩の重鎮である一人の男から謀られた孫四郎が、窮地に陥った末のことであった。そのあまりにも卑劣な行為に、以登は剣を手に取る。それは、孫四郎との思い出のため、そして人として守るべき「義」を貫くためであった。激闘の末、以登はその想いを果たし終える。以登のやるせなさ、切なさを温かく見守り、最後にそっと手を差しのべたのは、江戸から帰ってきた才助だった。


孫四郎と出逢ってからちょうど一年後。海坂にめぐり来た春の陽射しの中、以登は再び満開の桜の下を歩いていた。風に散る花びらとともに、以登にとっての「花の季節」が確実に過ぎ去ろうとしていた。これまでにない穏やかな微笑みを浮かべながら、桜の道を行く以登の目には新たな人生が既に映っている。以登の数歩先には、のんびりと歩く才助の姿があった。

  


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2011年06月11日

必死剣鳥刺し-映画-

仁義と愛慕。武士道と政道。組織と個人、そして男と女。生きるほどに生じる運命の不条理を、江戸の世を舞台に静謐な筆で描き切る藤沢周平“隠し剣”シリーズ。中でも現代に通じる傑作と名高い「必死剣鳥刺し」が、名匠・平山秀幸の手により、人間普遍の物語として甦る。悲運の剣の達人・兼見三左エ門に豊川悦司、三左エ門の姪でありながら密かに想いを寄せるヒロイン・里尾に池脇千鶴、さらに吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳という個性あふれる実力派が勢ぞろいし、情緒纏綿たる世界が見事に誕生した


江戸時代。東北の海坂藩で近習頭取を努める兼見三左エ門(豊川悦司)には、決して消えることのない暗い過去があった。三年前、藩主である右京太夫(村上淳)の愛妾、連子(関めぐみ)を刺殺したのだ。当時、政治に興味を持つ連子が右京を通じて藩政に口出ししていることは周知の事実。冷酷で恣意的なその進言は悪政の元凶となっていたが、独善的な右京の存在もあり、逆らえる者はいなかった。連子の言葉ひとつで人命さえも奪われてゆく毎日。城下の空気は重苦しさを増していた。三左エ門が連子を刺殺したのはそんな時だった。最愛の妻、睦江(戸田菜穂)を病気で亡くした三左エ門にとって、それは死に場所を求めての行動だったが、下されたのは意外にも寛大な処分。


一年の閉門後、再び藩主の傍に仕えることに。釈然としない想いを抱きつつも、亡き妻の姪である里尾(池脇千鶴)の献身によって、再び生きる力を取り戻してゆく。だが彼は、連子亡き後も変わらぬ窮状を目の当たりにして、日々、自問自答を続けていた。自分の行為の意味、そしてそれが藩の役に立ったのか…?そんなある日、三左エ門は中老の津田民部(岸部一徳)から、右京暗殺計画の情報を入手したと聞かされる。民部こそ、連子刺殺事件で三左エ門の斬首刑を止まらせた人物。今またこの重大事を明かしたのは、“鳥刺し”という技を持つ天心独名流の剣豪、三左エ門に対して、計画を阻止することで藩への貢献の機会を与えるためだった。そして、討つべき相手は直心流の達人、帯屋隼人正(吉川晃司)。右京太夫の従弟であり、臆することなく苦言を呈する唯一の存在だったが、今では決定的な対立が生じていた。“負の過去”と向き合う時が来たことを悟った三左エ門は、藩命に従うことを決意。自分の進む道を見極めた彼は、里尾の愛をも真正面から受け止める。


やがて訪れる隼人正との決着の日。三左エ門を過酷な運命が待ち受けていた。

  


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2011年06月08日

山桜-映画-

日厳しい状況を耐えて過ごす人々を描いて今なお絶大な人気を集める、藤沢周平の時代小説。その作品はこれまでにもドラマや映画に映像化されてきたが、名作として名高い「山桜」は、主人公を野江という女性に据えている点で藤沢文学の中でひときわ精彩を放っている。


北の小国 海坂藩に生きた 男と女
江戸後期。吟味役百二十万石・浦井家の長女、野江(のえ)は、最初の夫に先立たれ、勧められるままに磯村家に嫁いだが、家風になじめず辛い日々を送っていた。叔母の墓参りの帰り道、山桜の下で一人の武士に出会う。山桜を折ってくれたその男は、かつえ野江を妻に望んで果たせなかった手塚弥一郎であった。この年も飢饉が続き、重い年貢で農民たちの生活は困窮していた。その窮状を目の当たりにした弥一郎はある決断をする。それは野江の運命までも変えるものであった。

風雪に耐えて咲く山桜の下。男はひたむきに正義を貫き、女は熱い想いを胸に秘めた。


つらい日々に耐えるヒロインには時代劇初挑戦となる田中麗奈、彼女を温かく見守る武士に東山紀之。
2008年公開の日本映画

  


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2011年06月07日

たそがれ清兵衛-映画-

山田洋次監督、初の本格時代劇、さらに藤沢周平初の映画化作品


時代は幕末、庄内地方の下級武士「井口清兵衛」が主人公。
彼は貧しい下級武士、その貧しさのなかで妻が病に倒れ、長年の治療のためにさらに貧窮、そしてそのかいもなく妻は他界してしまう。清兵衛は残されたふたりの娘と半分ボケかけた老母をかかえて生きていかざるをえなくなる。そんな貧しさから身なりにかまうゆとりもなく、いつも古着同然の身なりをしている。
そして家族を養うために内職、畑仕事にと追われる毎日だ。そのために城中の仕事が終われば同僚のさそいも断って、そそくさと帰宅するのが常である。 たそがれ時に決まって帰ってしまうそんな清兵衛を同僚たちはからかい半分に「たそがれ」と呼んでいる。

そういう男が主人公の物語。

こうした境遇は原作者藤沢周平の実生活を反映したものでもある。 彼が小説家としてデビューする前に彼の奥さんは若くして癌で亡くなり幼い娘と老母をかかえて生きて行かざるをえない状況に追い込まれている。
そんな孤独とやるせなさが作品に切実に反映しているのである。演じるのは真田広之。適役であり、これまでの俳優生活のなかでも最高の演技を見せてくれる。

ささやかな幸せを守るために不器用な男は精いっぱい生きている。その姿に強い共感をおぼえる。


 
そんな清兵衛に突然やってくる幼なじみ朋絵との再会。 酒乱の夫から逃れ離縁して実家に帰ってきた朋絵が清兵衛を尋ねてくる。かつてほのかに憧れた幼なじみの朋絵。 だが身分の違いから清兵衛は朋絵に本心を打ち明けることはしない。 貧しい彼の妻になることで朋絵が幸せになれるはずはない、そう考える清兵衛は朋絵への思いを胸の奥深くに秘かに仕舞いこむのである。そんなふたりの関係が胸に迫る。朋絵を宮沢りえが演じているが、慎ましさのなかにも華がある。かいがいしく清兵衛一家の手助けをする姿が絶品。貧しい家の中が急に陽が射したように明るくなっていく。

人間が生き生きと個性的であることが許されなかった時代。だからこそそこに収まりきれなかったものが余計に光り輝いて見えてくる。この映画は青春もの、純愛もの、家族愛の物語、サラリーマンもの、さらには活劇、サスペンスといろんな要素をもっている。そのどこに視点を置くかで映画はさまざまに見えてる。

そんな幅広さと奥行きの深さをもった映画です。




  


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2011年06月06日

壬生義士伝-映画-

壬生義士伝 : 浅田次郎による日本の歴史小説。南部盛岡藩の脱藩浪士・吉村貫一郎という実在した新選組隊士の生涯を描いた時代小説である。新選組で守銭奴や出稼ぎ浪人などと呼ばれた吉村貫一郎の義理と愛を貫く姿を描いた作品。


人気作家浅田次郎の同名ベストセラー小説を「秘密」「陰陽師 ~おんみょうじ~」の滝田洋二郎監督が2003年映画化した感動の時代劇。混迷する幕末を舞台に、無名の新撰組隊士吉村貫一郎を主人公に、“守銭奴”とさげすまれても、愚直なまでに愛する者のために生き抜いた一人の男の波瀾の運命を描く。主演は中井貴一。共演に佐藤浩市。

幕末の京都・壬生。尊皇攘夷の名の下にこの地で結成された新撰組は、表向きこそ勢いを見せるが、力を増す倒幕勢力の前に浮き足立ち士気は低下の一方だった。そんなある日、一人の剣士が入隊してきた。盛岡の南部藩出身のその男、吉村貫一郎はみすぼらしい身なりに似合わず、これまでに何人もの人を斬り捨ててきた猛者だった。しかし、大儀のためには己の命をも顧みない隊士たちの中にあって、恥ずかしげもなく命に固執し、さらには何かにつけてお金に執着する貫一郎の姿は異彩を放っていた。そんな貫一郎に、近藤勇も一目置く斎藤一は嫌悪を感じるのだったが…。

江戸時代が終わり、明治の御代となってのちの話である。感冒に罹患したと思われる孫を連れて、老人が町医者に駆け込んでくる。町医者は新天地である満州に医院を移すため、引っ越しの最中であった。医者の夫人が孫を診察し、老人は待合室で一息つく。ふと老人の目に、古びた一枚の写真が映った。その写真に写った武士は、老人のよく知る人物であった。老人は町医者に問わず語り、昔を思い出して行く。老人が昔「斎藤一」と呼ばれていた頃に出会った壬生狼、「吉村貫一郎」という男の生き様だった… 京都で血気盛んだった新選組の、入隊してきたばかりの吉村貫一郎と出会った頃から語り始める。


まっすぐに泣ける生き方がある

守銭奴と呼ばれても、貫きたい志があった。
身は修羅と化しても、守りたい愛があった。






  


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2011年06月05日

陰陽師Ⅱ-映画-

【 映画: 陰陽師Ⅱ 】 
『陰陽師II』(おんみょうじつー)は、2003年、滝田洋二郎監督、野村萬斎主演で制作された日本映画。『陰陽師』の続編である。前作と同様、陰陽師・安倍晴明が都で起こる奇怪な事件を解決するという伝奇時代劇である。


平安時代、都に鬼が現れては人の身体の一部を食らう事件が相次ぐ中、阿倍晴明(野村萬斎)は藤原安麻呂(伊武雅刀)の娘・日実子(深田恭子)が毎夜夢遊病のようにさまよい歩くことと、鬼の事件との関係性を調べることに。一方、その頃都では幻角(中井貴一)という男が次々と奇跡を起こし、人々から神のように崇められていた……。
夢枕漠による時代幻想小説の映画化第2作だが、前作を越える面白さ。キャストがそれぞれ役をつかみ得て好演し、また今回は中井貴一が風格ある演技で野村萬斎と対峙する。原作者自身による映画用オリジナル・ストーリーも天の岩戸など日本神話をベースにしたもので、ファンタジックな情緒は増すばかり。滝田洋二郎監督の演出も、前作との間に『壬生義士伝』を挟んだことで、より一層情感豊かなものがあふれ出ているのがいい。平安時代とCGIの融合も前作に比べ違和感がなく、肩の凝らない娯楽作に仕上がっている。クライマックスで舞いながら歩き続ける野村萬斎の姿は、まさに日本の芸の誉れである。


【 陰陽師Ⅱ エンドロール -Youtube- 】
  


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2011年06月04日

陰陽師Ⅰ-映画-

2001年に滝田洋二郎監督、野村萬斎主演で制作された日本映画。原作は夢枕獏の小説『陰陽師』。実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた伝奇時代劇

【 映画: 陰陽師 】 

明の活躍を描いた伝奇時代劇闇に交われ、光を解き放て!

まだ闇が闇として残っていた京の都・平安京。当代きっての陰陽師・安倍晴明は、最近、都のあちこちでものの怪たちが蠢き出したことを感じ始めていた。ある夜、帝と左大臣・藤原師輔の娘・任子の間に生まれた親王・敦平の身に異変が起こった。晴明は右近衛府中将・源博雅からその話を聞くやすぐに、親王に強い“呪”がかけられていることを察知。晴明はこの謎と呪を解くために、不思議な過去を持つ女・青音を呼び寄せ、帝がいる内裏に向かう。しかし親王に込められた呪の意味は、これから晴明たちの前に巻き起こる想像を超える事件の前触れを告げたに過ぎなかった。その事件は、長岡京が10年で遷都を強いられた「大いなる謎」と絡み、避けることのできない宿命として晴明たちを襲い始めた…


【 陰陽師 映画予告 -Youtube- 】

  


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