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2013年04月27日

卯波



【 菜 】 菜時期より

岬より折れ曲がリ来る卯波かな ( 高浜虚子 )

5月、風速17ノットの海風で立つ波を「卯波」という。
ちょうど卯の花の盛りの時期から言うようだ。また卯の花が風になびく、波のような姿から卯波の称が生まれたともいわれる。

今、菜は、「鎌倉高校前」の堤防から卯波を見ている。
ところで、同じ波でも「秋波を送る」波がある。
【 こびた目つきをする 】【 ウインクをする 】の意味があるが、「秋波」という言葉には「秋のころのすみきった波」という意味と「美人のきれいな目もと」の意がある。
きっと波をずっと見ていると、美人の美しい目もとになるに違いない。  わたせせいぞう




「菜〜ふたたび〜」 わたせせいぞう




大神稲荷神社 場所  


Posted by hidesun(英寸) at 20:10Comments(0)