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2013年02月03日

LOVERS

house of flying daggers



~牡丹坊の戦い~
中国・唐の時代。国政は腐敗し、反政府組織が乱立していた。中でも朝廷をおびやかす存在であったのが、最大勢力・飛刀門。
その重要人物が牡丹坊に踊り子として潜入しているとの情報を、捕吏の劉(アンディ・ラウ)がつかむ。踊り子の名は小妹(チャン・ツィイー)。生まれつき目の見えない娘であった。客になりすました捕吏の金(金城武)が騒ぎを起こし、機をみて乗り込んだ劉は、小妹の非をとがめて逮捕を言いわたす。女将(ソン・タンタン)の必死のとりなしで、小妹が上手に舞うことができれば許すことにした劉は、鼓打ちの舞を命じる。小妹は動じることなく、絶技をつくして華麗な舞を繰り広げるが…。



その後、突如として小妹が取った行動は、誰もが目を疑うものだった! あでやかに飾りたてられた牡丹坊が、今、修羅場と化す! 

~原野の戦い~
金と劉が酒を酌み交わし、小妹は獄につながれている。牡丹坊での彼女の振る舞いに、彼らは小妹を捕らえるだけの理由を得たのだった。



その晩、金が牢に忍び込み小妹を救い出す。実は、小妹と共に逃走し、劉と示し合わせて飛刀門の本拠地をつきとめる策略だったのだ。彼は随風と名乗り、飛刀門の味方であることを小妹に告げる。劉の放った朝廷からの追っ手が、二人のすぐ後ろに迫りつつあった。辿り着いた花の咲き乱れる草原で、二人は窮地に追い込まれる! 



~竹林の戦い~
二人は、霧におおわれた竹林の中にいた。どこまでも深い竹林を進む。次第におそろしい気配があたり一面を包み込んでくる。突然、鷹が獲物を狙うように攻撃が開始された。手に手をとって疾駆する二人。上空から次々と襲いかかる無数の追っ手。虚空を切り裂きながら竹槍が雨あられと降り注ぎ、金と小妹は絶体絶命の危機に陥る。



巨匠チャン・イーモウの下に再びアジア最高のスタッフ・キャストが結集し、美しくも苛烈な活劇絵巻が誕生した。『HERO』の根幹に描かれたものが思想や忠義であったとすれば、この『LOVERS』の核心を為すテーマは“宿命の愛”。金城武、アンディ・ラウ、チャン・ツィイーの三大スターが織り成す愛憎劇は、壮絶な活劇の魅力とあいまって、まるで詩歌のような崇高さを漂わせる。

【 House Of Flying Daggers 十面埋伏 Movie Trailer 】
  


Posted by hidesun(英寸) at 20:14Comments(0)洋画

2013年02月02日

英雄(HERO)

この国はまだ、 本当のヒーロー(英雄)を知らない。



中国映画界を背負う監督、チャン・イーモウが、素晴らしい芸術を生み出した。
今作は、紀元前200年の中国を舞台に、愛と復讐に生きた刺客たちの壮絶なドラマを描いた歴史超大作。謎の男、無名の語りが軸となり、何が真実なのかわからない複数の物語が入り乱れていく。

物語のパズルは、赤・青・緑・白と黒、それぞれの色で分けられ、その色彩が人間たちの感情を見事に表現していく。

衣の柔らかな質感、幻想的な色に見とれ、悲しく切なく、高潔なドラマに酔いしれてしまう。



後に始皇帝と呼ばれることになる秦王のもとに現れた1人の男。



無名(ジェット・リー)と名乗る男は、中国全土でも最強の暗殺者、長空(ドニー・イェン)、残剣(トニー・レオン)、飛雪(マギー・チャン)を討ち果たしたと語る。



秦王は、この知らせを聞いて無名に謁見を許す。暗殺者たちとの激闘を語るうち、一歩ずつ王に近づいてゆく無名。彼の胸中には、恐るべき思惑が秘められていた……。

【 英雄(HERO)日本版予告編1 】




【 英雄(HERO)日本版予告編2 】





その瞬間(とき)、すべてのヒーローが 過去になる。  


Posted by hidesun(英寸) at 20:02Comments(0)洋画

2013年01月26日

映画OPタイトル

.... 照明が徐々に暗くなり、これから始まる映画の期待感を抑えながら、 その正面の暗幕スクリーンに映し出される映画会社のオープニングタイトルが好きです。



そんなアメリカの代表される映画会社の動画を見つけたので紹介をします。 

【 youtube 】



おまけ: 最近、はまった動画 【 ニコ動 】 ↓


Titanic 

You're here, there's nothing I fear,
And I know that my heart will go on
We'll stay forever this way
You are safe in my heart and
My heart will go on and on

  


Posted by hidesun(英寸) at 19:47Comments(0)洋画

2012年12月16日

赤壁 Part Ⅱ

大軍を率いて赤壁へ進行してきた曹操軍。曹操は疫病で死んだ自軍兵を対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。これが原因で劉備軍は撤退、だが諸葛孔明だけは赤壁に残った。



そんな中、孫権軍司令官・周瑜と孔明はお互いの首をかけての謀略を展開、周瑜は曹操軍2武将の謀殺、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。やがて曹操軍に潜伏していた孫尚香が帰還、決戦へ向けて本格的な準備が始まり……。



三国志史上最も有名な合戦「赤壁の戦い」を映画化した『レッドクリフ』の後編。前作は戦いに至るまでの経緯や人間ドラマが中心となったが、今作ではいよいよ本格的な戦闘が展開される。期待の合戦シーンはダイナミックかつ大迫力。ジョン・ウー監督の作品らしく戦場では火計による爆発が多発し、そんな中で猛将たちが一騎当千の活躍を見せる。前半の周瑜と孔明による知謀の競い合いも見ごたえがあって面白い。一方ドラマ面では前作同様、周瑜と孔明をその中心に置きつつも、周瑜の妻・小喬や孫尚香ら女性陣がアクセントを加えている。オリジナル要素を加えつつ、壮大なスケールの作品に仕上がっています。



alan
デビュー時から一貫して愛と平和を伝えるシンガーとされている。活動の根本にあるのは「世界平和」で、自身の歌がアジア諸国との架け橋になれば幸せだと語っている。
楽器は、二胡とピアノを弾くことができる。
ファッションモデルとしても活躍しており、JAPAN FASHION WEEKのパーティーではmastermind JAPANで全身スタイリング、ドメスティックブランド好きを伝えている。

alan / 久遠の河 「レッドクリフ Part II」

  


Posted by hidesun(英寸) at 19:11Comments(0)洋画

2012年12月15日

赤壁 Part I

いまから1800年前、400年の歴史を誇る漢王朝も乱世を迎えていた。君主として帝国を支配するのは、80万人の大軍の頂点にある曹操



「天下統一」を掲げる彼は、軍勢2万人の劉備を襲う。撤退が遅れた劉備軍は多大な打撃を受けるが、関羽と張飛の活躍によって、なんとか壊滅を免れた。窮地に立たされた劉備に進言したのは天才軍師として知られる孔明(金城武)だった。その案とは、敵軍である孫権と同盟を結んで、共同で曹操を倒すという大胆なものだった。これからも残された僅かな軍勢で闘いを続けるか、降伏して曹操に白旗を掲げるか。



ふたつにひとつしかない選択の中で、孔明の提案は唯一の希望の光だった。単身で孫権との会見に向かった孔明が出会ったのは、孫権軍の司令官ともいえる周瑜だった。彼が知と徳を持ち合わせた優秀な軍人であることは、外観からもひとめで理解できた。周瑜は孔明の提案を警戒するが、その誠実な人柄に触れるにつれて信頼を抱くようになる。孔明もまた、カリスマ的な周瑜の魅力に惹かれ、大いなる友情を感じはじめていた。孫権側の外交官である魯粛の画策も功を成して、やがて二人の心はひとつとなる。孫権軍と劉備軍は同盟を結んだ。しかし、両軍を合わせても10万人、曹操軍の80万人には及びもつかなかった。曹操には、もうひとつの野望があった。至高の美女としてその名を轟かす周瑜の妻である小喬を我がものにすることだった。孫権の妹でありながら、馬術の達人で男勝りの尚香。周瑜の部下で、命も顧みず敵陣に乗り込む勇敢な武人の甘興。数々の人間模様が描かれながら、曹操2000隻の戦艦と孫権・劉備同盟軍による戦いがいま始まろうとしていた。



『RED CLIFF〜心・戦〜』は、チベット族中国人女性歌手、alan


  


Posted by hidesun(英寸) at 20:10Comments(0)洋画

2011年06月10日

LAST_SAMURAI-映画-

2003年公開 監督は、エドワード・ズウィック。主演トム・クルーズ/ ティモシー・スポール/ ビリー・コノリー/ 渡辺謙/ 真田広之/ 小雪/ 中村七之助他


1870年代中期、即位直後の若き明治天皇の下、政府軍の近代化の為に招聘されたネイサン・オールグレン大尉。彼は南北戦争の「インディアン」討伐でトラウマを負い、魂を失ったまま彷徨っていた。日本でも廃刀令が出て断髪も励行された時代であるが、同時にそれに反対する武士たちの士族反乱が実際に起こった時代でもある。文字通り最後の侍として、また領地の長として崇拝されている勝元盛次とネイサン・オールグレン大尉の出会いは、激動する時代の中で自らの死に場所を求める壮絶な生き様へと展開する。


勝元討伐に失敗したオールグレンは深い傷を負って捕虜となるが、介抱を受けながら日本古来の武士道に深く関わって行くことになる。


彼は柔術、抜刀を会得し、それは実戦武術へと練磨され、初めは心を許さなかった氏尾(真田広之)とも通じ合えるまでに心の成長を遂げるが、傷が癒えた頃再び政府軍に身柄を返される。身柄を送り届けた勝元はそのまま拘束され自害を迫られるが、家来とオールグレンの助けで脱出する。日本武士道に心酔したオールグレンは甲冑に身を包み勝元の軍勢500に加担し、政府軍2000を相手に中央突破と玉砕を試みる。


本来元老であるはずの勝元は明治維新の激流の中でその武士道精神を冷遇され、天皇への忠義を自分なりに尽くしながら合戦の場で息絶えてゆく道を選ぶのであった。


トム・クルーズは本来日本の武士道に関心があったと言いますがこの映画で一段と造詣を深め、更に傾倒したであろうことが制作記録によって明かされています。そしてその憧憬と熱意は今の日本に足りないもの、否、無くなりつつあるものとは何ぞやという問題を提起し、いみじくもそれはハリウッド映画が問いかけたのです。全編を通して時に滑稽に、時に静かに、また熱く綴られていますが、それが割腹や斬首と言う美的完成を以て完結を遂げる事に異論を唱える人々も居ます。しかし作品にそれぞれのデフォルメは憑き物であり、また必要でありますし、今まで世界に紹介されてきたサムライ像を踏襲するものではなく、武士道を巧みに、正確に再現した作品となりました。またこの正確な再現に渡辺謙、特には真田広之の意見が至る所に取り入れられました。




  


Posted by hidesun(英寸) at 21:25Comments(0)洋画

2011年06月09日

SAYURI-映画-

『SAYURI』(Memoirs of a Geisha)は、2005年のアメリカ映画。監督はロブ・マーシャル、主演はチャン・ツィイー

1929年、世界恐慌の折、貧しい漁村の9歳の少女、千代が京都・祇園を模した架空の町の花街の置屋に売られ、厳しい生活の中で人気芸者に成長していく姿を描いている。第二次世界大戦へ向けて戦時色が強まってゆく日本を背景に、戦争、敗戦といった社会の変化によって影響される人生を表現しています。



日本人から見る作品としては「ちょっと変」というレベルではあります。出演者・主人公、多くの人々が、中心人物を日本人が演じていないことの批判が出ました。このキャスティングは中国のインターネット・コミュニティーで物議を醸しました。中国政府と一部の煽動により反日感情が伴って喜ばしく思わない人々がいたのですが、特に芸者を売春婦と誤解していることも原因のひとつです。

昔の中国には、芸者と同様の職業が存在しています。彼女たちは芸術、文学、歴史、社会慣習に通じていました。売春宿に住んではいたが、体を売って生活していたわけではなく、音楽やチェス、書画などで男性のゲストをもてなしていたのです。中国語ではこれを"賣藝不賣身(体の代わりに芸を売る)"と呼びます。彼女たちは高度に洗練され、名声がある一方、日本の芸者のような地位を得ることはなく、この文化の違いに馴染んでいない人々が、芸者を否定的に誤解したのです。
これは、芸者に対する中国語の名称で説明されます。日本語では"芸者"と書かれるが、中国語では"藝伎/艺伎"と書かれます。しかし、多くの人が、故意ではないにしろ、"藝妓/艺妓"と書くこの二つの非常によく似た文字 "伎" と "妓" の現代中国語のおける違いは、前者が芸術、技術の専門家を意味し、後者は売春婦を意味する点にあります。この為、中国での反日感情を煽るとの理由から中国での同映画の上映中止が決まってしまいました。

「中国人女優への芸者からの贈り物」・・・SAYURI_wikiより
この映画のプロモーションで東京を訪れたチャン・ツィイーは、かつて芸者をしていた年配の日本人女性から包みと手紙を受け取った。手紙には彼女が映画の予告編を見て、彼女と彼女の友人に古き良き思い出を思い出させてくれることを期待しているということが書かれていた。包みの中には非常に優美な着物が入っていた。チャン・ツィイーはとても感動し、涙を流し、この女性に上映初日の招待状を送った。さらに彼女への感謝の意を表すために、このうちの一着を着ることを約束した。

この映画、渡辺謙さんも主人公が思いを寄せる「会長さん」を感じよく演じています。そしてなんといっても主人公・さゆりを演じたチャン・ツィーがとても美しいです。 


  


Posted by hidesun(英寸) at 21:22Comments(0)洋画