ソラマメブログ › 【 黒衣 】 › 2011年09月26日

  

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2011年09月26日

屋台

屋台(やたい)は、移動式の簡易店舗。簡単な飲食物や玩具などを売る。似た言葉として露店(ろてん)があるが、露店は移動式とは限らず、歩道上に物を並べて販売したり、建物の1階で物を売る店も含まれる。


正月の寺社や縁日など大きな行事の場所にはたこ焼き、焼きそば、綿菓子、磯辺焼、おもちゃなど様々な屋台が出店する。屋台店とも呼ばれる。このような祭りの縁日等大きなイベントに出店する屋台は的屋と呼ばれる人たちによって営まれている場合が多い。
屋台は江戸時代に大きく繁栄し、江戸(後の東京)では、握り寿司や蕎麦切り、天ぷらといったすぐに提供できる食べ物が屋台で初めて提供され、現在の日本の食文化の起源の1つとなる営業形態であった。
移動式の屋台ではラーメン屋が多く商われている。これは江戸時代の夜鳴きそばに起源を発し、チャルメラをならしながら夜の街を流すため、別名チャルメラと呼ばれることもある。
夜間にのみ営業し、酒類とともにおでん、焼き鳥やどて焼きなど様々な料理を出して営業する屋台もある。屋台特有の雰囲気に誘われるファンは今も多い。



広い敷地に水道を引き多くの屋台を集めた「屋台村」と呼ばれる常設の施設が各地で見られたこともあったが、昨今はあまり見られなくなった。そんな中でも北海道各所や、青森県八戸の屋台村は観光名所にもなり、盛況である。

近年の東京丸の内近郊をはじめとする各都市部では、ネオ屋台と呼ばれる移動販売車のランチタイム販売が好評を博している。商品は弁当中心でエスニック系のものが多く、清潔感と洒落た雰囲気で、女性客も気軽に買える内容となっている。 出店ポイントをネオ屋台村と称して、主にオフィス街の昼食需要に応えている。



福岡市の博多区中洲・中央区天神・長浜地区など、「屋台街」と呼ばれる歩道上に屋台が集合して商売する場所もある。気候の温暖な九州は常設の屋台が夏を挟んで長期間営業が可能な環境にあり、独自の屋台文化を開花させてきた。メニューは豊富で、ラーメンのほかおでん、もつ鍋、焼き鳥、鉄板焼き、天ぷらといったメニューを掲げる店が多い。これらのメニューをつまみに酒を飲み、最後にラーメンを食べるパターンになることが多い。店によってはカクテル専門・西洋料理専門・沖縄料理専門の店などもある。また、最近は店主の好みによって独自メニューの開発を行なって新たな形態を打ち出す例もあり、一方で従来のメニューを伝統的に守る主義の店も多い。
【 屋台wikiiより 】




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Posted by hidesun(英寸) at 21:52Comments(0)和文化