2011年01月16日
三種の神器

【画像:大神稲荷 拝殿内】
三種の神器とは、天孫降臨の時に、天照大神から授けられたとする鏡・剣・玉を指し、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物である。三種の宝物とは、八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣(「草薙剣」)のこと。
八咫鏡(やたのかがみ)
記紀神話では、天照大神が天の岩戸に隠れた岩戸隠れの際、石凝姥命が作ったという鏡。天照大神が岩戸を細めに開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出した。そして再び世は明るくなった。のちに鏡は天照大神が瓊瓊杵尊に授けたといわれる。
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
八坂瓊曲玉とも書く。大きな玉で作った勾玉であり、一説に、八尺の緒に繋いだ勾玉ともされる。岩戸隠れの際に玉祖命が作り、八咫鏡とともに榊の木に掛けられた。
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
草薙剣(くさなぎのつるぎ)とも称され、記紀神話では須佐之男命が出雲・簸川上(ひのかわかみ)で倒したヤマタノオロチの尾から出てきた剣。
電化製品の三種の神器(さんしゅのじんぎ)
戦後日本において、新時代の生活必需品として宣伝された3種類の耐久消費財である。
1950年代後半
1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』として喧伝された
1960年代半ば
カラーテレビ(Color television)・クーラー(Cooler)・自動車(Car)の3種類の耐久消費財が新・三種の神器として喧伝された。
2003年(平成15年)頃
急速に普及し始めたデジタル家電のデジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビをデジタル三種の神器と呼ぶことが多い。
「三種神器wiki」
【 Japan Graffiti sakai1574 SIM内神社 : 大神稲荷 】
撮影場所:大神稲荷
Posted by hidesun(英寸) at 21:33│Comments(0)
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