2011年03月05日
社日

社日(しゃにち)とは雑節の一つで、産土神(生まれた土地の守護神)を祀る日。春と秋にあり、春のものを春社(しゅんしゃ、はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)ともいいます。社日は古代中国に由来し、「社」とは土地の守護神、土の神を意味します。
春分または秋分に最も近い戊(つちのえ)の日が社日となります。ただし戊と戊のちょうど中間に春分日・秋分日が来る場合(つまり春分日・秋分日が癸(みずのと)の日となる場合)は、春分・秋分の瞬間が午前中ならば前の戊の日、午後ならば後の戊の日とします。またこのような場合は前の戊の日とする決め方もあります。
この日は産土神に参拝し、春には五穀の種を供えて豊作を祈願し、秋にはその年の収獲に感謝します。また、春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習があり、これを治聾酒(じろうしゅ)といいます。
※ 産土神 ※
産土神(うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ)は生まれた土地を領有、守護する神。あるいは本貫(先祖の発祥地)に祀られている神です。氏神、氏子の関係が血縁集団を基にして成立しているのに対し、産土神は地縁集団としての信仰意識に基づきます。
【 Japan Graffiti sakai1574 SIM - 大神稲荷 】
堺SIMが先週の日差しで、雪解けがすすみ、一歩づつですが「春」に近づいてきています。





撮影場所:大神稲荷
Posted by hidesun(英寸) at 20:55│Comments(0)
│神社
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