2010年10月19日
竹取物語公演 その弐

竹取物語画像 その弐
一昨日(10/17)公開された みるきー舞姫 【 MOD竹取物語 】
第三幕「 月への思い 」
かぐや姫は求婚する輩に対して難題を出すため未だにだれ一人として成功
するものはおりません。
このように気丈に振舞うかぐや姫ではありましたが、八月の満月が近づくに
つれ激しく泣くようになり、理由を問うと「私は月の都の人であり十五日に
帰らねばならぬ」というのでありました。
第四幕「 月からの使者 」
やがて満月の日がやっていました。夜とは思えぬ明るさが屋敷を包みます。
大勢の軍勢が月の使者を屋敷に入れまいと屋根の周りに陣取りましたが
男達の軍勢はすでに身体の自由を奪われ、唯一女で組織された護衛団が
屋敷前門の最後の砦となるのでありました。しかしながら・・・


第五幕-1「 満月の別れ 」
外の様子が屋根に伝えられ、もはや屋敷内の女どもに術はなにも残ってお
りません。
悲しげなかぐや姫をみるに自然に侍女たちの舞が始まるのでありました。
そんな悲しい宴も月からの使者がもうすぐ傍まできているのを意識すればす
る程身体の自由がきかなくなり ついに・・・


第五幕-2「 お迎え 」
かぐや姫は最後の言葉を残すこともなく月からの使者と共に天空へ吸い込
まれるように消えていこうとしています。
この世界で受けた愛を思い、阻止しようと懸命にがんばった人々の姿を焼き
付けさせて、まるで夢の出来事のように。
第五幕(変化)「 遠ざかる思い出 」
月の使者へ導かれ屋敷は徐々に小さくなり、やがて地球と火星をみることが
できる程遠のいています。
ここで何をみつけ、何を感じ、何を残していったのでしょう。
月の使者と共にかぐや姫は羽衣もまとった最後の舞をするのでありました・・・。



次回 みるきー舞姫公演 10月31日(日) 【 MOD竹取物語 】告知動画
Posted by hidesun(英寸) at 21:37│Comments(0)
│みるきー舞姫