
2011年04月09日
祓

祓(はらえ/はらい)とは、神道上において犯した天津罪・国津罪などの罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除くための神事・呪術のこと。なお、祓の神事を行うことを修祓(しゅばつ、しゅうほつ)という。
神前において祈り、祓詞を奏したり、財物などを祓物として拠出させることで、その罪や穢れを購わせた。律令国家成立以後は、大祓が国家儀式として行われるようになった。
俗に、神前で行われる祈祷のことを、災厄除けの祈祷(本来の意味の「祓」)以外のものも含めて「お祓い」という。また、神社が頒布する災厄除けの神札も「お祓い」と呼ばれる。
「お祓い」の効果については統計学的に効果が確認されていない。1986年に北海道大学教養部において、厄年の人を対象にお払いを受けた人と、受けなかった人をグループ分けし、本人とその家族の死亡率の統計調査が行なわれた。その結果、統計学的差異は見られず「お払いには意味がない」という結論となった。
かつて、伊勢神宮の御師が全国を廻って伊勢神宮の神札を配っていたが、それを入れる箱のことを「お祓い箱」と呼んでいた。新しい神札が配られると古い神札は不要になることから、「お祓」を「お払い」にかけて、不要なものを捨てる(人を解雇する)ことを「お祓い箱(お払い箱)」という。
禊祓(みそぎはらい)祝 詞
高天(たかまの)原(はら)に神留(かむづま)ります 神漏岐(かむろぎ)・神漏美命(かむろみのみこと)以(もちて)皇御祖神伊邪那岐命(すめみおやかむいざなぎのみこと) 筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の小門(おど)の阿波岐原(あはぎはら)に 禊祓(みそぎはらい)給(たま)う時(とき)に生(あ)れませる祓戸(はらいど)の大神達(おおかみたち) 諸々(もろもろ)の禍事(まがこと)罪穢(つみけがれ)を 祓(はら)い給(たま)い清(きよ)め給(たま)えと白(まお)す事(こと)の由(よし)
を 天津神(あまつかみ)・国津神(くにつかみ)・八百万(やおよろず)の神等共(かみたち)ともに聞(き)こし食(め)せと恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(まお)す

【 みるきー舞姫睦月公演 奉納舞 】
● キャプチャソフト : Bandcam / HD youtube動画
● 撮影日 : 1月30日(日)
● 撮影場所 : Eleanor's land