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2012年07月15日

7月の星空

幾千年の時を刻み、星たちが残した記憶。


それは神々と人類の壮大な物語から始まる。


星座とギリシャ神話の誕生
今から6000年以上前、古代メソポタミアの人々は、夜空の星々を人や動物達の姿に見立てました。さらに彼らは星々動きから季節や時間、方向を知ることを学びました。その文化は、ギリシャ地方にも広がっていきました。当時ギリシャでは、オリンポス12神をはじめ、様々な神々崇めていました。その信仰と、伝わってきた星座や文化の知識が結びつき、数々のギリシャ神話が生まれていったのです。



今月の上旬から中旬にかけては一晩で惑星をたくさん見るチャンスです。まず夕方、西の低空に水星を見つけよう。空が暗くなってからは、南西の空に見える火星と土星、そして明け方には東の空に金星と木星だ。水星以外は肉眼でも楽に見え、水星も双眼鏡があれば簡単に見つかるだろう。
惑星が見ごろの7月だが、とくに注目なのは明け方の金星と木星。どちらもおうし座を移動中で、プレアデス星団(すばる)やヒヤデス星団、1等星アルデバランと並ぶようすが楽しめる。早起きする価値のある美しい光景だ。15日の昼過ぎには月が木星を隠す木星食という珍しい現象も起こる。
もうひとつ、7月といえば七夕。梅雨が明けていない地域も多く雲に邪魔されてしまうかもしれないが、7月7日にしか見えないというものでもない。晴れた日には少しの時間だけでも夜空を見上げ、織り姫星と彦星を探してみたい。


スターリーテイルズ -星座は時をこえて  -予告編-  


Posted by hidesun(英寸) at 21:37Comments(0)神話