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2011年01月12日

妖弧

妖狐(ようこ)とは、狐の妖怪のこと。
狭義には、キツネの化身である「狐霊」(これい)の内、「野狐」(やこ)のみを指す。(wikiより)
妖弧
【画像:ぬらりひょんの孫 現代に蘇った羽衣狐
復活する前の羽衣狐は石でした。たぶん殺生石。千年前の羽衣狐は「信田の狐」と呼ばれているので、葛の葉と思われます。羽衣狐は、妖弧のなかでも、白狐(びゃっこ、はくこ)・九尾の狐(きゅうびのきつね)に属すると思います。
※ 殺生石:殺生石(せっしょうせき)は、栃木県那須町の那須湯本温泉付近にある溶岩。鳥羽上皇が寵愛した空想の女性、玉藻前(白面金毛九尾の狐の化身)が正体をあらわし、数万の軍勢によって殺害され、石となったという逸話がある。その後、至徳2年(1385年)に玄翁和尚によって打ち砕かれ、そのかけらが全国3ヶ所の高田と呼ばれる地に飛散したという。
※ 葛の葉:葛の葉(くずのは)は、伝説上のキツネの名前。葛の葉狐(くずのはぎつね)、信太妻、信田妻(しのだづま)とも。また、葛の葉を主人公とする人形浄瑠璃『蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)』、および翻案による同題の歌舞伎も通称「葛の葉」と呼ばれる。

野狐と善狐
日本においては、狐霊には、大きく野狐(やこ)という、いわゆる野良の狐と、善狐(ぜんこ)という善良(とされる)狐の二つの種類があるとされる。善狐の中でも稲荷神の神使を御先稲荷(おさきとうが)と呼び、神に仕えるもので当然 妖怪ではない。妖狐とは野狐のみを指す。また、野狐で人に危害を加えないものもあれば、善狐で性質のよろしくないものもあり、野狐と善狐は非常に仲が悪いとされる。
玉藻前に化けた白面金毛九尾の狐は、野狐の中でも人に危害を与えるランクの高い妖狐として知られ、悪狐(あっこ)とも呼ばれる。それゆえ九尾の狐を悪狐と呼ぶ場合もあるが、善狐でも尻尾が9本あれば九尾である。

妖弧の種類
赤狐(せきこ)神道系。通常の毛色の狐を「赤毛」と形容する場合もある。
白狐(びゃっこ、はくこ)白い毛色を持ち、人々に幸福をもたらすとされる、善狐の代表格。稲荷神社に祀られている狐も、ほとんどが白狐である。安倍晴明の母親とされている狐も白狐である。神道系。
黒狐(くろこ、こくこ)黒い毛色を持つ。北斗七星の化身と呼ばれている。中国の類書『三才図会』では、北山に住む神獣であり、王者が太平をもたらしたときに姿を現すとされている[1]。
銀狐(ぎんこ)銀の毛色を持ち、月をシンボルとしている。金狐とは同様異質の存在である。仏教系。ダキニ天の化身とも。
金狐(きんこ)金の毛色を持ち、日をシンボルとしている。銀狐とは同様異質の存在である。仏教系。ダキニ天の化身とも。
九尾の狐(きゅうびのきつね)尻尾が9本生えた狐。代表的な九尾の狐として、白面金毛九尾の狐が存在する。九尾の妖狐や、単純に九尾と呼ぶこともある。
天狐(てんこ)1000歳を超え強力な神通力を持ち神格化した狐。尾は4つである。千里眼を持ちさまざまな出来事を見透かす力がある。
空狐(くうこ)3000歳を超え神通力を自在に操れる大神狐。天狐からさらに2000年生きた善狐が成るとされている。尾は0本とされる。
仙狐(せんこ)善狐のなかで、1000年以上生きた狐。中国における狐の分類。
善狐(ぜんこ)善良とされる狐の総称。
野狐(やこ)妖狐の総称。地狐(中狐、宙狐と呼ばれることもある)。『絵本百物語』にも登場する。また禅ではいまだ悟りを得たという確証がないのに、慢心から悟ったとする禅を野狐禅という。

 Japan Graffiti sakai1574 SIM内神社 : 大神稲荷 】


 撮影場所:大神稲荷



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Posted by hidesun(英寸) at 21:38│Comments(0)妖怪
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