ソラマメブログ › 【 黒衣 】 › 和の暦 › えびす講

2011年11月11日

えびす講

えびす講(えびすこう)は、おもに10月20日ないし11月20日に催される祭礼または民間行事
えびす講

神無月(旧暦10月)に出雲に赴かない「留守神」とされたえびす神(夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須)ないしかまど神を祀り、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁、あるいは商売繁盛を祈願する。地方や社寺によっては、旧暦の10月20日であったり、秋と春(1月20日)の2回開催したり、十日えびすとして1月10日や1月15日とその前後などに行うこともある。えびす祭やえべっさんとも言われる。えびすを主祭神とするえびす神社のみならず、摂末社として祀っている社寺でもおこなわれる。
講のひとつであり、漁師や商人が集団で祭祀をおこなう信仰結社的な意味合いもあるが、えびす講は各家庭内での祭祀の意味も持つ。東日本では家庭内祭祀の意味合いが強く、また東日本では商業漁業の神としてのみならず、農業神として崇める傾向が西日本よりも顕著である。地域によっては1月のえびす講を商人えびす、10月のを百姓えびすと呼ぶこともある。
商業従事者や商業者団体がえびす講に合わせて安売りをおこなうこともあり、近年にはこの安売りイベント・商業祭というイベントとしてえびす講をおこなう地域もある。
えびす講の日には市が立ち、魚や根菜など青物が売られる。兵庫県西宮市の西宮神社では、えびす講に際して招福マグロが奉納されるのが恒例となっている。またたくさんの縁起物を飾った福笹あるいは熊手が販売される。この縁起物は神社から授与されるもので「吉兆」とも呼ばれる。
【えびす講wiki】

えびす講

えびす講と酉の市

基本的には成立も違い、神社も違い、祭日も違うので関係なかろうと思います。
えびす(蛭子神)は西宮に寄り付いた客神とされ海の幸をもたらす漁業神でしたが、傀儡師などが神徳を宣伝した事から、
のちに市の神ともなり七福神にも取り入れられ、商売の神・福の神となっています。蛭子・戎の漢字は悪字なので、福の神として恵比寿・恵比須とも書きます。
関西では、年明けの初えびすを十日戎・えべっさんとし、非常に盛んです。
このとき、商売人は熊手を買いますが、これは福をかき寄せるという語呂から来た物で、酉の市との共通点というより、縁起物の起源に関わるのではないでしょうか。
講の本来の意味は、目的のための集まり(同村・知り合い)ということで、伊勢参りの伊勢講・富士を霊山とし参詣する富士講や、頼母子講・二十三夜講などの月待講・妙見講などさまざまな講がありました。頼母子講は別ですが、信仰・民俗に由来するものが多いです。
【 知恵袋より 】
えびす講



同じカテゴリー(和の暦)の記事画像
新年のご挨拶
納めの不動
五月雨
振袖火事
立冬
霜月
同じカテゴリー(和の暦)の記事
 新年のご挨拶 (2018-01-01 01:32)
 納めの不動 (2017-12-27 18:41)
 五月雨 (2013-05-26 00:18)
 振袖火事 (2013-01-18 19:36)
 立冬 (2012-11-06 20:41)
 霜月 (2012-10-31 19:28)

Posted by hidesun(英寸) at 21:52│Comments(0)和の暦
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。