ソラマメブログ › 【 黒衣 】 › 和の暦 › 八十八夜

2012年05月01日

八十八夜

八十八夜は、雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として88日目、つまり、立春の87日後の日です。
現在は平年なら5月2日、閏年なら5月1日である。数十年以上のスパンでは、立春の変動により5月3日の年もあります。
八十八夜

あと3日ほどで立夏だが、「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、遅霜が発生する時期である。一般に霜は八十八夜ごろまでといわれているが、「九十九夜の泣き霜」という言葉もあり、5月半ばごろまで泣いても泣ききれない程の大きな遅霜の被害が発生する地方もある。そのため、農家に対して特に注意を喚起するためにこの雑節が作られた。八十八夜は日本独自の雑節である。

八十八夜

八十八夜
この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれている。茶の産地である埼玉県入間市狭山市・静岡県・京都府宇治市では、新茶のサービス以外に手もみ茶の実演や茶摘みの実演など、一般の人々も参加するイベントが行われる。

八十八夜

「♪夏も近づく八十八夜…」と茶摘みの様子が文部省唱歌『茶摘み』に歌われている。

八十八夜

八十八夜
JAPAN GRAFFITI Sakai1574 SIM 東高台の神社【 大神稲荷神社 】
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20GRAFFITI%20Sakai1574/150/122/33



同じカテゴリー(和の暦)の記事画像
新年のご挨拶
納めの不動
五月雨
振袖火事
立冬
霜月
同じカテゴリー(和の暦)の記事
 新年のご挨拶 (2018-01-01 01:32)
 納めの不動 (2017-12-27 18:41)
 五月雨 (2013-05-26 00:18)
 振袖火事 (2013-01-18 19:36)
 立冬 (2012-11-06 20:41)
 霜月 (2012-10-31 19:28)

Posted by hidesun(英寸) at 08:33│Comments(1)和の暦
この記事へのコメント
茶摘って歌には、そう言う意味があったんですねー
『八十八夜』って言う雑節、初めて知りました!
Posted by 花梨karin at 2012年05月02日 04:41
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。