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2010年10月06日

竹取物語


竹取物語

:::かぐや姫 日本昔話:::
昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは竹
を切ってかごやざるを作って暮らしていました。
ある日のことです。いつものように竹林に行くと、光っている竹が一本ありまし
た。
切ってみると何と女の赤ん坊が入っていました。おじいさんとおばあさんには
子供がなかったので「かぐや姫」と名づけて育てることにしました。それからと
いうもの竹を切りに行く度に、おじいさんは竹の中にお金を見つけお金持ちに
なりました。
赤ん坊はすくすくと育ち、とても美しい娘になりました。そのうつくしさを耳にし
て至る所から結婚を申し込みにたくさんの若者がやって来ました。しかし、かぐ
や姫は興味を示しませんでした。いつも物思いにふけり空を見上げていました。
おじいさんは若者の求婚を無視することもできなかったので、不思議な宝物を
持ってきた者にかぐや姫をやることにしました。
数人の若者が宝物をもってきましたが、かぐや姫はすぐに偽物と見破ってしま
いました。 そして月を見るたびに悲しそうな顔をしていました。

「どうしてそんなに悲しそうな顔をしているのですか。」とおじいさん。
「私は大丈夫です。実は私は月で生まれ、11月15日の夜、月に帰らなければ
なりません。お迎えがまいります。」
「そんな馬鹿な。」とおじいさんは戸惑い怒りました。
明日がその日です。おじいさんは沢山の武士をやとってかぐや姫を守ろうとし
ました。
おじいさんはかぐや姫を手離したくはありませんでした。
その夜、月が山の上に現れると、金色の光が光りました。武士たちは一斉に
光めがけて矢を放ちました。しかし、光があたると武士たちは力を失い、眠りに
落ちてしまいました。
天使が明かりの中から現われ、家の上に降りてきました。かぐや姫の手をとる
と空高く上がっていきました。どうすることもできません。

おじいさんとおばあさんはただ見ているだけでした。

※ かぐや姫に求婚をした若者たち

石作皇子(いしつくりのみこ)・・・かぐや姫が所望したのは『天竺の仏の御石
の鉢』。偽物の鉢を作って持っていくも即バレる。

車持皇子(くらもちのみこ)・・・かぐや姫が所望したのは『蓬莱の玉の枝』。
職人に偽物の枝を作らせて持っていくが、かぐや姫のいるところで職人から代
金を請求されてバレる。

阿倍右大臣(あべのうだいじん)・・・かぐや姫が所望したのは『火鼠(ひねずみ
)のかわぎぬ』。大金をはたいて購入したが偽物だったことが判明。

大伴大納言(おおとものだいなごん)・・・かぐや姫が所望したのは『龍の首の
五色の玉』。龍に戦いを挑み(?)格闘するものの、龍が怒って起こした暴風雨
に巻き込まれ死にかける。結局、命だけは助かって戻ってくる。

石上中納言(いそのかみのちゅうなごん)・・・かぐや姫が所望したのは『燕
(つばくらめ)の子安貝』。燕の巣の中を探っていて転落、腰の骨を折る重症に。

※ 都内で見つけた「KAGUYA」と呼ばれるスイーツ

今は昔、光る竹から現れしかぐや姫。
その美しさは輝きに満ち溢れ…
光り輝く青竹をスタイリッシュにイメージし、美しいかぐや姫のように甘く華やか
なスイーツを四季の彩りに合わせて仕上げられています。

竹取物語 「月姫」




竹取物語 「舞姫」



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Posted by hidesun(英寸) at 20:28│Comments(0)竹取物語
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