
2010年10月26日
夕顔
第4帖 夕顔(ゆうがお) 光源氏17歳秋-冬の物語

夕顔との出会い。愛人「六条御息所」の「物の怪」による、夕顔の急死。
この巻では、あらたに夕顔という女性と出会います。夕顔は、帚木の巻で頭の中将が打明けた女性です。
源氏は、身分の低いこの女性にすっかり惚れこみます。これまでの相手の女性は、そろって身分が高く、年上でプライドが高く、気疲れがしていました。それにくらべ夕顔は無邪気で初々しく、ひたすら源氏に身を任せ頼り切って従います。
しかし、この夕顔は突然「物の怪」にとりつかれ、あっけなく死んでしまいます。
あまりのはかない命の夕顔と源氏の一途な純愛・・・・・。全編のなかでも、印象にのこる巻です。

垣根に咲く夕顔の花をきっかけにして親しくなった光源氏と可憐な女性の夕顔(ゆうがお)は、互いの身分を隠しながらもすぐに契りを交わす仲になります。ある夜、サビれた家屋で密通する二人の前にモノノケ女が出てきました。光源氏はなんとかそのモノノケ女を追っ払いましたが、夕顔の体調に異変が起こり、なんと夕顔は死んでしまいました。この危機に駆けつけてきた腹心の惟光(これみつ)は、このスキャンダルが発覚しないよう光源氏を逃がして事件をもみ消しました。その後、この夕顔は、頭中将が妊娠させたという例の中流階級の女性であり、粗末な家に身を隠していたことがわかりました。そんな中、空蝉と軒端荻の姉妹は伊代介の転勤に伴って京都を去っていきました。
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2010年10月31日(日)23:00~24:00 秋のみるきー舞姫公開動画予告
【 MOD竹取物語 】
公演場所: 舞姫御殿上空 特設会場
此処から会場付近にでます。