2011年01月26日
因幡の白兎
「因幡の白兎」 :白うさぎと大黒様で知られる大国主の命のお話です。

昔々、隠岐の島に住む1匹の白兎が、ある姫神に会いたいと思い因幡の国へ行きたいと考えていました。しかし、隠岐の島と幡の間は海でとても自力では渡れません。
そこで白兎はワニザメをだまして向こう岸に渡ろうと考え、『ワニザメさん、君たちの仲間と僕たちの仲間とどちらが多いか比べてみようよ』と提案し、ワニザメを因幡の国まで並べさせ、その上をピョンピョンと渡っていきました。
そしてもう少しで向こう岸に着こうというとき、あまりの嬉しさについ、『君たちはだまされたのさ』と言ってしまいました。それに怒ったワニザメは、白兎の体中の毛をむしり取り、あっという間に丸裸にしてしまいました。
丸裸にされた白兎がその痛みで砂浜で泣いていると、そこに大国主命の兄神様が大勢通りかかり(大国主命の兄神達は、隣の因幡の国に八上姫という美しい姫がいるという噂を聞きつけ、自分のお嫁さんにしようと、因幡の国に向かっている途中でした)、面白半分に『海水で体を洗い、風に当たってよく乾かし、高い山の頂上で寝ていれば治る』と言いました。白兎が言われたとおりにしてみると、海水が乾くにつれて体の皮が風に吹き裂かれてしまい、ますますひどくなってしまいました。
あまりの痛さに白兎が泣いていると、兄神達の全ての荷物を担がされて大きな袋を背負った大国主命が、兄神達からずいぶんと遅れて通りかかり、白兎に理由を尋ねました。そして、『河口に行って真水で体を洗い、蒲の穂をつけなさい』と言いました。
白兎がその通りにすると、やがて毛が元通りになりました。たいそう喜んだ白兎は『八上姫は兄神ではなく、あなたを選ぶでしょう。あのような意地悪な神様は、八上姫をお嫁にもらうことは出来ません』と言い残し、自らが伝令の神となって、兄神達の到着より前に、この事実を八神姫に伝えたのでした。
これを知らない兄神達は、先を競って姫に結婚を申し込みましたが、姫はそっけなく対応し、『私はあなた方ではなく、大国主命の元へ嫁ぎます』と言い、兄神達を追い返したのでした。
大国主命は優しさも兼ね備えており、そんなところも女性の心をしっかりと掴むのかもしれません。
※白兎は八上姫(やがみひめ)と大国主命との縁を見事に取り持ち、鳥取県で『白兎神社』の御祭神となっています。
※大国主命 : 八岐の大蛇を退治した須佐之男命の子供といわれています。
||||||||| みるきー舞姫 睦月 公演 の お 知 ら せ |||||||||

※ 以下みるきー舞姫ブログより抜粋
【 舞姫奉納舞 】
みるきー舞姫の2011年公演は睦月公演『奉納舞』で始動します。
今回は本拠地を離れMonarchシムの 海上神社での公演となります。
単独舞3つ、2人舞2つ、3人舞1つ、集合舞1つの計7演目をお送りします。
舞姫巫女たちの奉納舞をお楽しみください。
1.日時 1月30日(日曜) 22:30~23:10
2.場所
このLMで桟橋前に到着します。会場は桟橋を渡った海上神社となります。
※ 詳細は、みるきー舞姫ブログをご参照ください。

Japan Graffiti sakai1574 SIM内神社 : 大神稲荷
撮影場所:大神稲荷

昔々、隠岐の島に住む1匹の白兎が、ある姫神に会いたいと思い因幡の国へ行きたいと考えていました。しかし、隠岐の島と幡の間は海でとても自力では渡れません。
そこで白兎はワニザメをだまして向こう岸に渡ろうと考え、『ワニザメさん、君たちの仲間と僕たちの仲間とどちらが多いか比べてみようよ』と提案し、ワニザメを因幡の国まで並べさせ、その上をピョンピョンと渡っていきました。
そしてもう少しで向こう岸に着こうというとき、あまりの嬉しさについ、『君たちはだまされたのさ』と言ってしまいました。それに怒ったワニザメは、白兎の体中の毛をむしり取り、あっという間に丸裸にしてしまいました。
丸裸にされた白兎がその痛みで砂浜で泣いていると、そこに大国主命の兄神様が大勢通りかかり(大国主命の兄神達は、隣の因幡の国に八上姫という美しい姫がいるという噂を聞きつけ、自分のお嫁さんにしようと、因幡の国に向かっている途中でした)、面白半分に『海水で体を洗い、風に当たってよく乾かし、高い山の頂上で寝ていれば治る』と言いました。白兎が言われたとおりにしてみると、海水が乾くにつれて体の皮が風に吹き裂かれてしまい、ますますひどくなってしまいました。
あまりの痛さに白兎が泣いていると、兄神達の全ての荷物を担がされて大きな袋を背負った大国主命が、兄神達からずいぶんと遅れて通りかかり、白兎に理由を尋ねました。そして、『河口に行って真水で体を洗い、蒲の穂をつけなさい』と言いました。
白兎がその通りにすると、やがて毛が元通りになりました。たいそう喜んだ白兎は『八上姫は兄神ではなく、あなたを選ぶでしょう。あのような意地悪な神様は、八上姫をお嫁にもらうことは出来ません』と言い残し、自らが伝令の神となって、兄神達の到着より前に、この事実を八神姫に伝えたのでした。
これを知らない兄神達は、先を競って姫に結婚を申し込みましたが、姫はそっけなく対応し、『私はあなた方ではなく、大国主命の元へ嫁ぎます』と言い、兄神達を追い返したのでした。
大国主命は優しさも兼ね備えており、そんなところも女性の心をしっかりと掴むのかもしれません。
※白兎は八上姫(やがみひめ)と大国主命との縁を見事に取り持ち、鳥取県で『白兎神社』の御祭神となっています。
※大国主命 : 八岐の大蛇を退治した須佐之男命の子供といわれています。
||||||||| みるきー舞姫 睦月 公演 の お 知 ら せ |||||||||

※ 以下みるきー舞姫ブログより抜粋
【 舞姫奉納舞 】
みるきー舞姫の2011年公演は睦月公演『奉納舞』で始動します。
今回は本拠地を離れMonarchシムの 海上神社での公演となります。
単独舞3つ、2人舞2つ、3人舞1つ、集合舞1つの計7演目をお送りします。
舞姫巫女たちの奉納舞をお楽しみください。
1.日時 1月30日(日曜) 22:30~23:10
2.場所
このLMで桟橋前に到着します。会場は桟橋を渡った海上神社となります。
※ 詳細は、みるきー舞姫ブログをご参照ください。

Japan Graffiti sakai1574 SIM内神社 : 大神稲荷
撮影場所:大神稲荷
Posted by hidesun(英寸) at 21:40│Comments(0)
│神話