2011年04月10日
言霊
言霊(ことだま)とは、日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のことです。言魂とも書きます。清音の言霊(ことたま)は、森羅万象がそれによって成り立っているとされる五十音のコトタマの法則のことです。その法則についての学問を言霊学といいます。

声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。そのため、祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように注意された。結婚式などでの忌み言葉も言霊の思想に基づくものである。
自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言い、それが自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされると信じられた。例えば『古事記』において倭建命(ヤマトタケルノミコト)が伊吹山に登ったとき山の神の化身に出会ったが、倭建命はこれは神の使いだから帰りに退治しようと言挙げした。それが命の慢心によるものであったため、命は神の祟りに遭い亡くなってしまった。すなわち、言霊思想は万物に神が宿るとする単なるアニミズム的な思想というだけではなく、心の存り様をも示すものであった。
「ことだま」とは、前述のように、「ことば」に込められた「珠」や「魂」の事。
本来、善良なものとして使用される。 邪悪な事象に関しては、「ことかえ」の儀式にて転換・変換し、善良なるものへと移行させる。 きちんと正しい心を持って正確に使用する事によって、「ことだま」が自然発動的に存在する全てを生かし、「ことかえ」が行われ、より善良で高度な精神性がもたらされ維持される。天孫降臨以来、受け継がれている日本古来の伝統である。
【言霊wiki】

【 みるきー舞姫睦月公演 奉納舞 】
● キャプチャソフト : Bandcam / HD youtube動画
● 撮影日 : 1月30日(日)
● 撮影場所 : Eleanor's land

声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。そのため、祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように注意された。結婚式などでの忌み言葉も言霊の思想に基づくものである。
自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言い、それが自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされると信じられた。例えば『古事記』において倭建命(ヤマトタケルノミコト)が伊吹山に登ったとき山の神の化身に出会ったが、倭建命はこれは神の使いだから帰りに退治しようと言挙げした。それが命の慢心によるものであったため、命は神の祟りに遭い亡くなってしまった。すなわち、言霊思想は万物に神が宿るとする単なるアニミズム的な思想というだけではなく、心の存り様をも示すものであった。
「ことだま」とは、前述のように、「ことば」に込められた「珠」や「魂」の事。
本来、善良なものとして使用される。 邪悪な事象に関しては、「ことかえ」の儀式にて転換・変換し、善良なるものへと移行させる。 きちんと正しい心を持って正確に使用する事によって、「ことだま」が自然発動的に存在する全てを生かし、「ことかえ」が行われ、より善良で高度な精神性がもたらされ維持される。天孫降臨以来、受け継がれている日本古来の伝統である。
【言霊wiki】

【 みるきー舞姫睦月公演 奉納舞 】
● キャプチャソフト : Bandcam / HD youtube動画
● 撮影日 : 1月30日(日)
● 撮影場所 : Eleanor's land
Posted by hidesun(英寸) at 21:32│Comments(0)
│神話
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