2011年05月14日
干支 【 寅 】

寅は虎の字を当てます。
十二支の中でも勇ましいイメージがあるのですが、十二支の中では決断力と才知を持った性格とされ、意思が強くて実行力もあるので、最後までやり抜く力があります。面倒見の良さから、頼られる事も多く、強いリーダーシップを発揮する事もあるようです。
寅の干支の由来として、こんな話があります。
その昔、虎は天に輝く星であったという言い伝えがあり、その美しい毛皮が夜空の星に例えられ、「枢星散じて寅となる」という言葉が残っています。干支の由来に関連する虎の伝承に、粘菌の研究で知られた菌類学者で、博物学者でもあった南方熊楠(みなかた くまぐす)も、著書『十二支考』の中で、「支那では人ばかりか枢星の精も虎と為るという~」という記述をしております。虎は十二支が成立した遥か昔から、畏れる動物として神秘的な存在でした。
当時の星とは、やはり天にあるものとして神秘的でありましたし、暦の上でも重要で、特に北斗七星は重要な星座で、その第一の星の名前は「天枢」と呼ばれています。
寅は東北の方角に当たり、隣の丑と寅の中間は丑寅で、鬼門とされます。
鬼門は鬼や穢れが侵入しやすい方角として、魔よけのお札を貼ったりなどが今でも行われています。


【 画像: Nihon_no_Tororo_SKIN 】
【 みるきー舞姫 睦月公演 奉納舞 】
● キャプチャソフト : Bandcam / HD youtube動画
● 撮影月 : 2011年1月
Posted by hidesun(英寸) at 21:35│Comments(0)
│神話
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