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2011年06月19日

浴衣LB

平安時代の湯帷子(ゆかたびら)がその原型とされる。湯帷子は平安中期に成立した倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)によると、内衣布で沐浴するための衣とされている。この時代、複数の人と入浴する機会があったため汗取りと裸を隠す目的で使用されたものと思われる。素材は、水に強く水切れの良い麻が使われていたという説がある。(浴衣wikiより)
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【 着物屋 菟月さん 】

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※ 着物屋 菟月さんLB 

安土桃山時代頃から湯上りに着て肌の水分を吸い取らせる目的で広く用いられるようになり、これが江戸時代に入って庶民の愛好する衣類の一種となった。「ゆかた」の名は「ゆかたびら」の略である。

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【 着物屋 菟月さん①より 】

通常は木綿地の単物で、和服の中で最も単純かつ基本的な構造となる。このため、家庭科の授業では浴衣を縫うことも多く行われている。着用の場合には本来は素肌の上に直接着るものである。近年では下着を着用することが多くなったが、それでも和装用スリップや肌襦袢程度である。
生地が薄く開放的で風通しがよく、長襦袢なども着用しないことから、もっぱら夏場の外出や湯上り、あるいは寝巻きとしての用途が主である。
男子は三尺帯、女子は半幅帯で着ることが行われてきたが、着付けの簡略性もあり、兵児帯(へこおび)を用いることもある。さらに最近では男子は角帯を用いることも多い。角帯は元来は浴衣には合わせないものとされていたが、この意識は薄れつつあるように見受けられる。事実、浴衣と角帯のセットで販売されることも珍しくない。
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【 着物屋 菟月さん②より 】

現代の日本の生活で浴衣が多く着用されるのは、主に花火大会・縁日・盆踊りなどの夏の行事である。日本舞踊や演劇などの稽古着として使用されることもある。
和服のなかでは比較的安価であることから別誂えの反物を染めて歌舞伎役者などが贔屓への配りものとすることも多かったが、最近ではこうした風習も徐々に少なくなりつつある。角界にはまだかろうじて、関取が自分の名前の入った浴衣生地を贔屓筋や他の相撲部屋に贈るという風習が残っている。もちろん、自分の気に入った柄でオリジナルな浴衣を仕立てる力士もある。ちなみに関取か否かを問わず現役力士は浴衣が夏の正装であり、浴衣を着ずに外出してはならない規定がある。
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【 着物屋 菟月さん③より 】

乞巧奠(きっこうてん)の慣習と織女祭に因み、日本ゆかた連合会により7月7日が「ゆかたの日」と制定されている。着付も普通の和服に比べて比較的安易でかつ安価であることから、民族衣装として手頃なお土産物や通販などで外国人にも人気がある。そしてもちろん、日本人に現在も愛され続ける伝統文化の一つである。
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※ ***Japan Graffiti sakai1574*** 着物屋 菟月さんの場所  

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【 懐しい金曜ロードショ-・オープニング 】



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Posted by hidesun(英寸) at 21:12│Comments(0)和文化
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