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2011年10月05日

火鉢

形状により長火鉢、角火鉢、六角火鉢、丸火鉢などの種類がある。材質は陶器や木製、金属製のものが多いが珍しい石製のものもある。大きさも数人がかりで動かす大名火鉢から、手あぶりと呼称される小形火鉢まで様々ある。薪のように煙が出ないことから上流の武家や公家に使用されていたものが、江戸時代から明治にかけて庶民にも普及し、一部はインテリアとして発達し、彫金を施された唐金(金属)製の火鉢や、鮮やかな彩色をされた陶器製の火鉢が作られた。
火鉢
【 Japan Graffiti sakai SIM 両替屋LB 】
場所

形状により長火鉢、角火鉢、六角火鉢、丸火鉢などの種類がある。材質は陶器や木製、金属製のものが多いが珍しい石製のものもある。大きさも数人がかりで動かす大名火鉢から、手あぶりと呼称される小形火鉢まで様々ある。薪のように煙が出ないことから上流の武家や公家に使用されていたものが、江戸時代から明治にかけて庶民にも普及し、一部はインテリアとして発達し、彫金を施された唐金(金属)製の火鉢や、鮮やかな彩色をされた陶器製の火鉢が作られた。

火鉢
【 Japan Graffiti sakai SIM 両替屋内火鉢 】

熾し方:最初は火つきのいい黒炭から始める。薪と違い新しい炭は下に、熾っている炭はその上におく。炭の断面より皮側が火が移りやすい。ガス火で火を起こす場合は、2-3本の炭を火おこしに入れて火にかけ、炭全体が赤く色づくまで加熱する。炭が暖まったら、十能に入れて運び、火鉢の中央に適当に間隔をあけて並べる。炭の間に空気の通り道を作ると火持ちがよい。灰の上に火のついていない炭をのせ、固形燃料などを使って火をつける方法もある。火がつきづらい場合は、豆炭を使用すると火をおこしやすい。炭から炎があがる状態よりも、炭が赤く色づいている程度の方が持ちが良い。火力の調整は、炭の量の増減や配置、灰のかぶせ加減を調整することによって行う。火を消す場合は火消し壷に入れる。炭を扱うには火箸を用い、使わないときは火鉢の隅の灰に突き刺すなどしておく。五徳を使う場合は、灰の中に2-3cmほど埋め、鉄瓶などを載せても傾かないようにする。五徳は爪を上に向けて使っても、下に向けて使ってもいい。五徳の上に水を張った鉄瓶等をかけておくと加湿器代わりになる。五徳の上に網を乗せ餅などを焼くことができるが、魚などの臭いのきついものを焼くと灰に臭いがつく。長火鉢の場合、銅壷をいれて湯を沸かしたり酒に燗をつけるためにも使われる。

火鉢
【 堺の火達磨屋さんに置いてあります火鉢 】

火舎・火屋(ほや・かしゃ)は古くは脚の付いた火鉢や香炉をさした。正倉院には最古の現存の火鉢とされる「大理石製三脚付火舎」が収蔵される。一説には香炉を兼ねたものという。
枕草子には火桶と炭櫃の語が現れる。炭櫃(すびつ)は角火鉢で、方形で脚付きの物や備え付けの大火鉢を指した。一説には炉や囲炉裏の意ともいわれる。火桶(ひおけ)は木製の火鉢。本来は桶の意から円形だが、平安時代には方形のものも火桶と呼称した例もある。また火櫃(ひびつ)は木製の角火鉢。炭櫃で火桶である物ともいえる。
「 火鉢wikiより 」



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Posted by hidesun(英寸) at 21:32│Comments(0)和文化
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