ソラマメブログ › 【 黒衣 】 › 和文化 › 埋み火(うずみび)

2012年11月16日

埋み火(うずみび)

炉や火鉢などの灰にうずめた炭火

埋み火(うずみび)

炭を燃やして暖をとっていた頃は、火種を絶やさないために炭を消さず、灰の中に埋めておきました。
それを「埋み火」「埋け火(いけび)」「「いけ炭」といいます。冷え冷えとした空気を、ほんのりと和らげてくれたことでしょう。


【 埋火のあたりは春の心地して 散りくる雪を花とこそ見れ 】

暖かい埋火のあたりは春の心地がして 散ってくる雪を花と見ている。

埋み火(うずみび)



【 埋火も消ゆや涙の烹ゆる音 】

個人をしのんで埋火の傍に座っていると、涙が止まらない。その涙が埋火に入ってじゅっと煮える音がする。

埋み火(うずみび)

埋み火(うずみび)
JAPAN GRAFFITI Sakai1574 SIM 東高台の神社【 大神稲荷神社 】
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20GRAFFITI%20Sakai1574/150/122/33



同じカテゴリー(和文化)の記事画像
ご祭神
新年のご挨拶
大晦日(おおつごもり)
神社参拝
納めの不動
白狐(びゃっこ・はくこ)
同じカテゴリー(和文化)の記事
 ご祭神 (2018-01-02 08:34)
 新年のご挨拶 (2018-01-01 01:32)
 大晦日(おおつごもり) (2017-12-31 10:09)
 神社参拝 (2017-12-30 13:20)
 納めの不動 (2017-12-27 18:41)
 白狐(びゃっこ・はくこ) (2017-12-26 19:22)

Posted by hidesun(英寸) at 20:07│Comments(0)和文化
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。