
2012年10月20日
鶯色(うぐいすいろ)
鶯色(うぐいすいろ)とは灰色がかった緑褐色を言う。また、抹茶色に近い柔らかな黄緑色を連想する人もいる。

鶯(うぐいす)の羽の色に似たくすんだ黄緑色、灰色がかった緑褐色に用いられます。鳥に由来する色名がつけられるようになるのは中世以降に多くなり、鶯色も、一般に普及したのは江戸時代になってからです。当時は、藍の下地に刈安か楊梅をかけて染め出していましたので、色相が複雑になり、渋い黄緑系統の色になっています。

茶色全盛の江戸時代中期には鶯色がより茶色味がかった鶯茶のほうが女性の普段着の色として大流行したため、当時「鶯色」といえばこちらの色を指しました。江戸後期にはほぼ同じ色になったようです。

粋な色として、江戸の庶民から愛された色でもあります。
鶯色が一般に普及したのは明治になってからのようです。


大神稲荷神社
http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20GRAFFITI%20Sakai1574/150/122/33

鶯(うぐいす)の羽の色に似たくすんだ黄緑色、灰色がかった緑褐色に用いられます。鳥に由来する色名がつけられるようになるのは中世以降に多くなり、鶯色も、一般に普及したのは江戸時代になってからです。当時は、藍の下地に刈安か楊梅をかけて染め出していましたので、色相が複雑になり、渋い黄緑系統の色になっています。

茶色全盛の江戸時代中期には鶯色がより茶色味がかった鶯茶のほうが女性の普段着の色として大流行したため、当時「鶯色」といえばこちらの色を指しました。江戸後期にはほぼ同じ色になったようです。

粋な色として、江戸の庶民から愛された色でもあります。
鶯色が一般に普及したのは明治になってからのようです。


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